[WWE] ドーピング違反を指摘されたブロック・レスナー、WWEからは罰せられず

UFC復帰を果たしたもののドーピング違反の可能性を指摘されてしまったブロック・レスナー。しかしWWEにもウェルネスポリシーがあるが、レスナーは大丈夫なのか?


Wrestling Inc 2016.7.26
レスナーはWWEからは罰せられず
(Brock Lesnar Won’t be Punished By WWE)

7月9日(土)のUFC 200で1度限りのUFC復帰を果たしたブロック・レスナー。試合は判定3-0でマーク・ハントに勝利したものの、その後USADAよりドラッグテストで陽性反応が出たとして、アンチ・ドーピング違反の可能性を2回も指摘されてしまいました。
アンチ・ドーピング違反を指摘されたとしても、選手には法的見直しを主張する権利があるので、すぐに何かしらの処罰が下されるという訳ではありません。

しかしブロック・レスナーがパートタイマーとして契約しているWWEにも、WWEウェルネスポリシーと呼ばれる独自の選手健康管理プログラムがあり、こちらでもドラッグテストを行っています。そしてレスナーは、ドーピングで違法薬物に指定されているクロミフェンの陽性反応が出たと言われています。
しかしブロック・レスナーにはこのWWEウェルネスポリシーは適用されないようです。WWE広報はTMZ.comに対し “ウェルネスポリシーは、WWEと契約してる定期的に試合を行うレギュラー選手に対し、テストを受ける事を義務付けています。当然PED(運動能力強化薬物)は禁止されています。しかしブロック・レスナーはフルタイムの選手ではないのでこの規則は免状されています。” と回答しました。

実際WWEは、8月21日(日)開催のサマースラムPPVのレスナー出場に関しては、何の変更も発表していません。そして8月1日(月)のRAWにレスナーが登場すると発表しています。


※参考:レスナーに1億3,000万円以上の罰金の可能性も?


(情報:Wrestling Inc)