[WWE] ランディ・オートンはレスナー戦の結末について、いつ何と言われたのか?

凄惨な結末に終わったサマースラムPPVのブロック・レスナーvs.ランディ・オートン戦、これはほぼ予定通りに行われたものですが、オートンにはいつ本当の事が話されたのか?


Wrestling Observer 2016.8.24
オートンはレスナー戦について何と言われていたのか?
(What Randy Orton Was Told About Brock Lesnar Match)

8月21日(日)WWEサマースラム2016のメインイベント、ブロック・レスナー vs. ランディ・オートン戦はレスナーの凄惨なマウントポジションからのパンチとヒジ攻撃によってTKOで終了、そして試合後多くの議論をうみました。

レスリング・オブザーバーによると、この試合は当日まで表向きには通常のメインイベントとして計画されていたそうです。そしてオートンがこの結末を知らされたのは、会場のバークレイズ・センターに入ってからの事でした。
オートンはこの試合が通常の試合では無く、一進一退の攻防が続く事も無く、ブロック・レスナーを再び強く見せるのを目的としている事を聞かされました。オートンはこの時初めて本当のこの試合の内容を理解した事になります。元々この試合の計画は、ブロック・レスナーの完全な圧勝、そして最後はオートンが流血しリングに倒れている状態で終わるというものだったそうです。この試合が正式発表されたのは、7月7日放送のスマックダウンでの事です。(※実際はスマックダウンの前にカナダのTV番組 “アフターマス” で明らかにされてしまいました。)

実際この試合が始まった後、本当の結末を知っていたのは極一部の人達だけだったので、実際レスナーがオートンにパンチとヒジを入れ、オートンが出血して試合が終わった時、回りにいた人達はレスナーが台本を無視したと思っていました。この試合をレスナーの勝利で終わらせるためには、オートンが頭から出血してもう起き上がれないとレフェリーが判断するのが、この試合を終了させる唯一の方法だったので、レスナーとオートンの他には、レフェリーもこの結末を知っていたと思われます。

またオートンは、レスナーがヒジで上手く(最小限のダメージで)頭部をカットできる方法を知っていると話されていたそうです。他の誰も許されない行為が、レスナーのみ許されるのは、それはビンスがレスナーを特別扱いしているからであって、レスナーの試合以外では誰も出血は許されません。

そして試合が終わると、レスナーはジェリコに詰め寄られる事になります。


※参考:サマースラムPPV終了後、ジェリコとレスナーが一触即発

※参考:サマースラムPPV 試合結果はこちら


(情報:Wrestling Observer)




どうやらオートンとレスナーには別々に説明されたようですね。レスナーもサマースラムの最中、トリプルHなどとミーティングを行っていたとの情報もあります。