[WWE] シェイン・マクマホン、2012年にWWEクリエイティブ・チームを引き受ける事を提案していた?

RAWをステフから引き継ごうと、今年2月にWWEに復帰したシェイン・マクマホン。どうやらシェインは数年前にWWEクリエイティブ・チームを引き継ごうと画策していたようです。


SE SCOOPS 2016.12.10
シェイン、WWEクリエイティブ・チームを引き継ぐ事を提案していた
(Shane Proposed that he Take Over WWE Creative Team)

今年2月22日(月)放送のRAWでWWEに復帰したシェイン・マクマホン。その後RAWの支配権をかけて父ビンスの代理のアンダーテイカーとレッスルマニア32で対戦、試合には敗れてしまったが、ファンからの支持が多かった事によりRAWに残る事になりました。
そして7月にRAWとスマックダウンLIVEの2ブランド体制移行に伴い、シェインは現在スマックダウンLIVEのコミッショナーを務めています。

そんなシェインですが、実はシェインは2012年に1度WWEに戻ろうとした事があったのだそうです。VICE SORTSに掲載された記事によると、2012年にシェインは友人のライターのジェームズ・フライと共にWWEに現れました。そしてWWE本社では無く、WWEのプロダクション・オフィスの会議室でミーティングが行なわれ、そこでシェインは当時のWWEのクリエイティブとライターのチームを自分が引き受けると言いだしたのだそうです。そしてジェームズ・フライをコンサルタントにすることを提案したとのこと。
そして、この会議が行われていた事を知ったステフとトリプルHは、かなり取り乱したとあります。いずれ2人はビンスからWWEを引き継ぐ事になると考えていたので、シェインに乗っ取られるかもしれないと考えていたようです。(※実際ビンスはインタビューで、自身の引退後はステフとトリプルH達が引き継ぐと話している。)
おそらくWWEの取締役の1人でもあるケビン・ダンはシェインと仲が良い事から、彼ならシェインの提案を受け入れるかもしれないとの考えもあったかもしれません。ダンは2016年の年俸が約91万ドル(約1億円)と、これはビンスに次いで高額です。しかしWWEに関するすべての最終決定権はまだビンスにあるで、最終的にビンスがシェインの提案を断ったそうです。

危機を乗り越えたステフとトリプルHですが、2016年にシェインはWWEに戻ってきました。しかしシェインはあくまでも番組の登場人物としての契約で、会社の役員ではありません。前述の通りビンスは2015年2月に引退後のWWEは、ステフとトリプルHが重要なポジションを引き受ける事になると話しています。
しかし今年5月にWWEのバックステージを訪れたブレット・ハートは、シェインとステフの間に緊張関係があった事に気が付いたと、自身のポッドキャストで話しています。ただビンスは自分の子供達の現実のドラマを楽しんでるようだったと。

(情報:SE SCOOPS)