WWEと復帰に向けて交渉中のハーディーズ、どうやら交渉は進展しているようです。しかしいくつか問題もあるようです。
Pro Wrestling Sheet 2017.3.22
■ハーディーズのWWE復帰:UPDATE
(Update on Hardys’ WWE Return)
2月末でインパクト・レスリング(旧TNA)との契約が終了したマット・ハーディとジェフ・ハーディ。その後2人は3月4日(土)ROHニューヨーク大会にサプライズ登場し、ROHと契約したとリング上で話していました。
しかしハーディーズは既にWWEとも交渉を始めていて、WWE復帰に向けて前向きに話を進めていたが、それはまだ事前交渉の段階でWWEから正式なオファーはその時にはありませんでした。
プロレスリング・シートによると、WWEはハーディーズとの交渉を、正式なオファーをする事までに拡大したそうです。ハーディーズの2人はWWEのメディカル・チェックでおなじみの、ペンシルベニア州ピッツバーグで目撃されていたことから、既にメディカル・チェックを受けていると思われています。(※結果が出るまで数カ月かかるが、特別な選手に限り結果が出る前に契約をする事もある。)
またハーディーズはまだインパクト・レスリングと問題を抱えていて、ブロークン・ギミックがこの先使えるか分からない状況です。ブロークン・ギミックの権利に関しては現在マットとアンセム(※インパクト・レスリングの親会社)の両者が主張しています。アンセムは、ブロークン・ギミックはマット1人で考えたものではないので、他の団体でブロークン・ギミックを使うなら権利料を払えと主張しているそうです。
両者は今のところ引く気は無いようで、最悪の場合はマットとアンセムは裁判で争う事になる可能性もあるそうです。ROHに出場したハーディーズは、後々アンセムとROHで問題にならないように、ROHではブロークン・ギミックをトーンダウンさせていました。
しかしまだハーディーズはWWEの契約書にサインをしたと言う訳でも無いそうです。ハーディーズはアンセムと問題を抱えているが、WWEの契約ではハーディーズはフルタイムのスケジュールに関して難色を示しているのだそうです。ただしアンセムとの問題が解決されない限り、WWEではブロークン・ギミックは使われ無いかもしれません。(※WWEがアンセムに権利料を払えば問題無く使えるが)
またハーディーズとROHの契約は4月1日のフロリダ州レイクランド大会までとなっているが、さらに追加される可能性もあるそうです。しかしWWEとの契約も影響してくるので、おそらく4月いっぱいまでになると思われます。
(情報:Pro Wrestling Sheet)