ビンスがオーエンズに攻撃されてしまったのは、どうやら直前で計画が変更されていた事が原因だったようです。
The Dirty Sheets 2017.9.17
■ビンスがオーエンズに攻撃される事になった理由
(Vince Wcrapped Original Plan foe Owens vs. Shane)
シェイン・マクマホンにUS王座挑戦を邪魔されたとして、ケビン・オーエンズはシェインに突っかかっていました。そして9月5日放送のスマックダウンLIVEで遂にシェインは堪忍袋の緒が切れてオーエンズを殴り飛ばしてしまう。暴行されたオーエンズはWWEとマクマホン・ファミリーを告訴すると主張すると、ビンスはシェインに無期限の謹慎処分を科してしまいました。
そして翌週9月12日放送のスマックダウンLIVEで、この問題を解決する為にビンス・マクマホンが登場。しかしビンスはオーエンズにもし訴えるなら即刻クビにすると脅し、そして10月8日のヘル・イン・ア・セルPPVでシェイン vs. オーエンズのヘル・イン・ア・セル戦を決めてしまいます。
オーエンズは自分が勝っても解雇しない事を条件に受諾すると、その後いきなりビンスにヘッドバット。さらにスーパーキックやフロッグスプラッシュを決めてビンスをコテンパンにしてしまいました。
The Dirty Sheetsによると、実は最初の計画ではビンスはオーエンズから攻撃を受ける予定では無かったそうです。ビンスはただオーエンズと交渉するだけでした。ビンスはオーエンズに、シェインが持つWWEの権力(株?)を賭けてシェインとの対戦しないか交渉し、そしてオーエンズが受諾した後、オーエンズにそがヘル・イン・ア・セル戦だという事を明らかにする内容だったとか。
そしてヘル・イン・ア・セル戦で、オーエンズは昨年のユニバーサル王座決定フェイタル4WAY戦と同様にトリプルHのアシストで勝利し、シェインは権力を失いオーエンズとトリプルHにスマックダウンLIVEを乗っ取られてしまうストーリーに続く予定だったとのこと。
そしてこのストーリーはレッスルマニア34へ向かい、シェインはトリプルHとレッスルマニア34で対戦する為に帰ってくるというものだったのですが、どうやら当日になって4フォースウィメンのアングルとともに、シェインの権力が賭けられる部分はビンスによってボツになってしまったそうです。
という事でビンスはストーリーのインパクトが減ってしまった分、自分がオーエンズから攻撃されるという事を決めたのだとか。しかしビンスが何故直前で計画を変更したかまでは不明だそうで、トリプルH vs. シェインまでボツになったかまでは分からないとのこと。
そして変更後のストーリーがどのようなものかも不明です。
実はシェインにはWWEのクリエイティブ・チームを乗っ取ろうとしているのでは無いかとの噂が何度かありました。シェインがWWEに復帰する前の2012年にも、ライターのジェームズ・フライと一緒にWWEに訪れ、WWEのクリエイティブ・チームを自分達で引き受ける為に交渉していました。結局それは実現しませんでしたが、これによりシェインとトリプルH&ステフの間には緊張関係があったそうです。復帰後もクリエイティブ・チームに影響力を持ち始めたとの情報があったが、あくまでもビンスはトリプルH&ステフに自分の後を引き継いでもらう事を考えているので、大きな問題にまでは発展していなかったようです。
そしてシェインの現在の契約はただのパフォーマーなので、WWEの経営やクリエイティブには一切関与していません。そして最近ではシェインとトリプルHはスマックダウンLIVEで一緒に働いているので、関係は良好なのだそうです。
(情報:The Dirty Sheets)
ボツになったストーリーが面白そうなんだけど……。