WWE日本公演 こぼれ話

WWE日本公演 ブロック・レスナー

7月4日に行われたWWE日本公演”BEAST IN THE EAST” のライブ放送の裏側を、レスリング・オブザーバーが色々と明らかにしてくれましたので箇条書きでまとめてみました。


Wrestling Observer 2015.7.8
WWE日本公演の裏側
(Backstage News on Beast in the East)

●マイケル・コールとバイロン・サクストンが米国のWWEスタジオから実況/解説をしたのは、通常のPPVでは無いので経費節約の為でした。
2人は通常より多く話して日本のプロレスを伝えようとしたが、2人は日本のプロレスをほとんど知らなかったのがバレバレだった。WWE(WWF時代含め)は過去日本で2回王座移動があったと言ったが、実際は新日本プロレスとWWFが提携していた70年代〜1985年までで20回以上あった。そして両国国技館が東京で最も大きなアリーナと何回も言ったが、東京には世界的に有名な武道館があるの2人は知らなかった。そしてマイケル・コールはブル中野をちゃんと言えなかった。

●WWE日本公演のヘッド・エージェントとしてショー全体をプロデュースしたのは、ジョン・ロウリネイティスでした。
ケビン・オーエンズ vs. フィン・ベイラー戦の時に、和服の日本人女性が花束贈呈をするというのも彼のアイデアで、日本が昔ビッグマッチの時に行っていたのを再現したものです。そして70〜80年代のヒールのように花束を客席に投げるのを、オーエンズにも同じようにさせました。紙テープを投げ入れさせたのもロウリネイティスのアイデアで、この試合をビッグマッチとして見せる為の演出でした。

●フィン・ベイラー勝利の後、藤波辰爾が祝福に現れましたが、これが米国で行われていれば藤波はオーエンズにパワーボムされていたでしょう。

●またWWE日本公演のプロデューサー(試合関係)を務めたのは、ジェイミー・ノーブルと船木勝一ことショー・フナキでした。

●WWEは日本公演のライブ放送を大成功と考えていて、今後同様なショーを(米国で)もっと良い時間帯で年数回行う予定です。

●7月4日の “Beast in the East” の観客動員数は8,646人と発表されましたが、実際は用意された6,550席に近い人数でした。

※参考:ブロック・レスナー、無事マサ斎藤と会えた

(情報:Wrestling Observer)


結局チケットは売り切れなかったみたいですが、当日券用にかなり確保してたんでしょうか? 売り切れててもおかしく無いですよね。あとジョン・ロウリネイティスの事は日刊SPA!のサイトのフミ斎藤のコラムに詳しい事が載ってます。フミ斎藤さんは、J SPORTSで放送していた方で解説をしていました。