RAWとスマックダウンの2ブランド体制化に伴い、ドラフトが行われる事になりますが、試案段階での各ブランドのトップ･ベビーフェイスとトップ･ヒールは誰だったのでしょうか？
Wrestling Observer 2016.6.1
■ブランド分割後のトップ･ベビーフェイス&ヒール
（Top Babyfaces & Heels For Upcoming Brand Split)
スマックダウンのライブ放送化に伴い、RAWとスマックダウンの2ブランド体制に戻る事になりました。そして選手も以前のように各ブランド専属となり、選手を分けるドラフトが近いうちに行われる事も発表となりました。
レスリング･オブザーバーは今回のドラフトは、スマックダウンのライブ放送化に至った経緯が現れたものになると指摘しています。スマックダウンのライブ放送化は、今年からUSAネットワークに移ったスマックダウンが、期待通りの視聴者数が得られなかった事が原因の1つとしてあるので、ライブ放送化、そしてドラフトによりスマックダウンは今以上に魅力のあるものにしなければならないという事です。
そしてドラフトの試案段階では、ロマン･レインズはRAWになる事が決定していたそうです。レインズはWWEのトップ･ベビーフェイスであり、RAWのトップ･ベビーフェイスになる事になります。そしてスマックダウンのトップ･ベビーフェイスになるのがジョン･シナだったそうです。シナは今でもWWEの最大のスターであり、最も集客力のあるスターです。スマックダウンの改変に大きく貢献する事は十分に考えられます。
そしてトップ･ベビーフェイスに対抗するトップ･ヒールは、RAWにセス･ロリンズ、そしてスマックダウンにはAJスタイルズでした。しかしまだ決定段階では無いので、変わる事は十分に有り得ますが、決定が二転三転してもおかしくはありません。しかし視聴率の改善を目的とするのであれば、最も効果的な人材を選ばなければならないので、これを変える事は可能性が低いかもしれません。
そしてまだ詳細は不明なものの、スマックダウンに新たな世界王座を新設する事にもなっていて、おそらく最初の王座をめぐってシナとAJスタイルズが争う事になると思われます。しかしシナが次に世界王座を獲得する事になると、リック･フレアーの記録に並ぶ事になります。最初のインパクトを考えると、シナの戴冠は十分に考えられます。
そして現在、ブランド分割後のスマックダウンの宣伝が既に行われていますが、7月19日のスマックダウン最初のライブ放送のための宣伝では、レインズ vs. ロリンズが掲載されています。この宣伝は6月1日のものです。もしかしたら7月19日以降の数週間は、まだ現状の状態を続ける可能性もあります。しかしWWE社内で、ブランド分割後の情報が共有されていない可能性もあるので、今後変更される可能性はあります。
またWWE女子王座に関しては、ブランド分割後に新たに新設されるという話は今のところ無いようです。
※参考：何故スマックダウンをライブ放送にする事になったのか？
(情報：Wrestling Observer)
後ほどレスリング･オブザーバーによる選手格付けリストの記事をアップします。妄想ドラフトにお役立てください。しかしWWEはAJスタイルズを獲得しといて、本当に良かったですね。逆を言えば、誰か1人チャンスを失った形になりますが。
