ヘル･イン･ア･セルPPVでWWEのPPV史上初めて女子の試合がメインイベントを務めました。それはPPV前日に別の試合から変更されたのですが、変更されたのは試合順だけではありませんでした。そして2人の今後の計画も変更となったようです。
Wrestling Observer 2016.11.3
■サシャ vs.シャーロット戦の計画：UPDATE
（Update on Sasha Banks vs. Charlotte, And Future)
10月30日(日)のヘル･イン･ア･セルPPVは、WWEのPPVでは初めて女性同士の試合がメインイベントとしてPPVの最後に行われました。試合は挑戦者のシャーロット･フレアーがRAW女子王者サシャ･バンクスを破り、シャーロットが3度目のRAW女子王座を戴冠する事となりました。
レスリング･オブザーバーによると、当初この2人の抗争はこのヘル･イン･ア･セルPPVでサシャが防衛して終わる予定でした。しかし前日の土曜日になりビンス･マクマホンは試合順とともに女子王座戦の勝者の計画を変更しました。当初オーエンズvs.ロリンズのWWEユニバーサル王座戦がメインイベントだったが、トリプルHとクリエイティブ･チームはサシャvs.シャーロットをメインイベントに持ってくるようにずっと働きかけていました。シャーロットはこの勝利でPPVでは無傷の13連勝となりましたが、このこと自体は今現在あまり重要視されておらず、長期計画があった訳でも無いので、シャーロットの勝利とは関係無いのだそうです。そしてサシャ･バンクスにかつて怪我をしやすい印象があるとビンスから批判があったとの情報もありましたが、今回の計画の変更にはそれも関係無いとのこと。
そして結果が変わった事により今後の計画も変更になり、少なくとも今現在ではシャーロットの次の抗争相手はベイリーが計画されているそうです。どうやらこの抗争がヘル･イン･ア･セルPPVでのシャーロット勝利に変更された原因であったようで、ビンスはサシャvs.ベイリーを行うより、シャーロットvs.ベイリーの方が良いとの考えがあるそうです。
そしてサシャ･バンクスはヘル･イン･ア･セルPPVで負傷したかもしれないとの憶測がありましたが、特に負傷は無く、ハウスショーにすでに出場しています。サシャ･バンクスの今後の計画は、デイナ･ブルックかナイア･ジャックスとの抗争が計画されているそうです。
またバステッド･オープン･ラジオに出演したリック･フレアーは、WWEがサシャが怪我をする事を恐れてヘル･イン･ア･セル戦から計画していた大きなスポット2つを中止した。その1つにはムーンサルトが含まれていると話していました。
実は以前にシャーロットが試合中セルの上からムーンサルトをするのではないかと思われていました。
※参考：サシャ vs.シャーロット戦の当初の計画
※参考：10.30ヘル･イン･ア･セルPPV 試合結果
(情報：Wrestling Observer)
