タフイナフ不調でUSAネットワークがご不満

タフイナフ

視聴者数で苦戦している新シーズンのタフイナフですが、放送しているUSAネットワークは早くも不満を抱いているようです。


Wrestling Observer 2015.7.8
USAネットワークはタフイナフに不満
(USA is unhappy with Tough Enough and poor ratings)

タフイナフを放送しているUSAネットワークは、番組の視聴者数が予想以上に低い事に不満を抱いています。
特に番組のフォーマットに問題があると考えているようで、現在のタフイナフは収録パートとライブ放送パートの組み合わせになっていて、ジャッジする為の時間が数分しかなくあまりにも短すぎるという事です。それが視聴者の不満となり、悪い口コミへとつながりました。
そしてもう一つの理由は、番組のホストがスティーブ・オースチンではないという事です。しかしクリス・ジェリコが悪いというわけではなく、番組のフォーマットとの組み合わせが悪いという事のようです。

新シーズンのタフイナフ第1話の視聴者数は約121万で、2011年のスティーブ・オースチンの時の第1話は約330万でした。その後テコ入れの為に、タフイナフ放送前に2時間バージョンのRAWを放送しましたが、第2話が約105万、第3話が約122万にしかなりませんでした。

タフイナフ優勝者はWWEと契約できるという事ですが、実際過去のタフイナフの優勝者は(ジョン・モリソンを除いて)特に優勝者としてプッシュはされず、ほとんどメインロースターになれませんでした。なので視聴者もタフイナフに優勝してもあまり意味が無いと考えています。

そしてWWEだけでなく、最近ではTNAやROHの視聴者数も下がっているので、USAネットワークはプロレス人気自体が低迷していると考えているようです。

(情報:Wrestling Observer)


当初はスティーブ・オースチンがホストで今年の2月か3月くらいから撮影を始めるって噂があったけど、何か色々もめちゃって結局今のフォーマットになっちゃったんでしょうか?もめた原因はトリプルHがゲストの時のポッドキャストでチャイナ問題をオースチンが喋っちゃたからだったような……。