WWEを退団したアルベルト・デル・リオ、記者会見で何を語った?

9月9日にWWEから退団が発表されたアルベルト・デル・リオ。同日デル・リオはメキシコで記者会見を行いました。そこで何を語ったのか?


Wrestling Observer 2016.9.9
デル・リオ、WWE退団後の進退について語る
(Alberto Del Rio Talks His Future, Why He Left WWE)

8月17日(水)に最初のウェルネスポリシー違反で30日間の謹慎処分を科せられたアルベルト・デル・リオは、9月9日(金)WWEから正式に退団する事が発表されました。そして同日、デル・リオはウェルネスポリシー違反と自身の今後について説明する為に記者会見を行いました。
(※ちょっと箇条書きっぽくなってます)


WWE退団について:2ヶ月前から考えていて、WWEに復帰してからは退屈で満足ではなかった、WWEで出来る事はもう全てやったと思っている。WWEで試合する事への情熱は無くなっていた。
契約解除に関しては自分の方から要求し、お互い合意する事ができた。メキシコではすぐに試合出場が出来るが、米国では10月からブッキングが可能となる。90日間の競業避止義務については適用されない。

今後について:名前はWWE復帰前のアルベルト・エル・パトロンに戻す。デル・リオの権利はWWEが有しているため。現在メキシコのAAA(トリプレア)とCMLLと交渉中だが、どの団体とも専属契約は結ばない。どの団体であろうがギャラは同じにする。今は1年間で約60試合に出場する事を考えている。そして2年後に引退すること考えている。引退後はMMA団体の経営をする為に社長かCEOになるのを検討していて、現在交渉中である。また解説者としての仕事も交渉中(※それがプロレスかMMAかまでは言及しなかった)。
米国でレストラン・チェーンを展開する事も考えていて、現在その為に交渉中。
再びアレナメヒコのリングに上がって、できれば父と一緒に出場したいと思っているが、おそらくそれは難しい事だとも思っている。そしてデル・リオはAAAはTV放送があるから、より成長性のある団体だと思っている。
(※最初ルチャリブレ・エリーテとも交渉していると話したが、後から連絡は取っていないと否定)


デル・リオの記者会見はメキシコ・シティのフーターズで行われ、フーターズにはペイジもいたが会見に参加する事はなかった。そしてデル・リオはウェルネスポリシー違反について説明すると言っていたが、その説明は一切無かった。
またデル・リオは弟のギジェルモと一緒に英国団体WAWに出場する事が明らかにされ、ザック・ナイトとロイ・ナイトと対戦する。この団体はペイジの両親が経営している。そしてデル・リオと対戦するザックとロイは2人共ペイジの兄。

▼フーターズで待機するペイジ

(情報:Wrestling Observer)