現NXT王者の中邑真輔はすぐにはWWEメインロースターに昇格する事はなさそうですが、中邑の昇格に関しては現在どんな感じなのか?
Wrestling Observer 2016.10.26
■中邑真輔の計画:UPDATE
(Update on WWE Plans For Shinsuke Nakamura)
今年4月1日(金)開催のNXTテイクオーバー:ダラスでWWE NXTデビューした中邑真輔。そして8月20日(土)のNXTテイクオーバー:ブルックリンIIでは当時NXT王者のサモア・ジョーを倒し、中邑真輔が新NXT王者となりました。
2月にWWEと3年契約した中邑は、NXTからスタートする通常の選手とは異なり、WWEメインロースター・レベルでの金額で契約したと思われています。なのであまり長い期間NXTに留まら無いのではないかと思われていましたが、現NXT王者の中邑真輔は11月19日のテイクオーバー:トロントでサモア・ジョー相手に防衛戦を行うことが決まっており、さらに12月3日にはNXT日本公演、その後はNXTオーストラリア&ニュージーランド・ツアーにも参加する事が決まっています。
しばらくはWWEメインロースター昇格が無さそうな中邑真輔ですが、現在WWEは中邑に対しどのような計画があるのでしょうか?
レスリング・オブザーバーによると、今現在WWEには中邑真輔のメインロースター昇格に関しての計画は無いのだそうです。中邑はNXTブランドの最も重要なスターであるので、しばらくはNXTに留まることになるようです。
これは7月19日(火)のドラフトで昇格した元NXT王者のフィン・ベイラーと同じような状況かもしれません。ベイラーは2015年7月4日のWWE日本公演でNXT王者となった後、翌年の4月21日までNXTのアイコンとして同王座を保持し続けていました。その後中邑真輔はNXT王座に挑戦する為には、NXTのアイコンであるベイラーを倒さなければならないと主張して2人は直接対決をしています。そしてベイラーを倒した中邑真輔は、その後サモア・ジョーを倒しNXT王者になりましたが、中邑に代わる次のスターが現れない限り、WWEメインロースター昇格は難しいかもしれません。
(情報:Wrestling Observer)
ヒールサイドは元TNAの選手で充実しているので、ベビーフェイスのスターが不足しているのかもしれませんね。アンドラデもヒールターンしちゃったし。ヒデオ・イタミは負傷させられてしまったし……。