契約更新の交渉に進展が見られなかったTNAとハーディーズ、どうやら合意には至らなかったようです。
Wrestling Observer 2017.2.27
■ハーディーズがTNAを退団
(The Hardys Done with TNA)
現地時間2月27日(月)TNA(インパクト・レスリング)のブロークン・マット・ハーディとブラザー・ニーロ(ジェフ・ハーディ)、そしてレビー・スカイの3人が退団する事が明らかになりました。彼らの契約は今月末までとなっており、契約更新の交渉をしていたが結局合意には至らなかったようです。
しかしプロレスリング・シートによると、昨年末には条件に関しては合意していたそうですが、その後TNA側が若干契約内容の変更があるので交渉を止めていたが、結局最後まで進展しないままだったそうです。
マット・ハーディはTNAに、自身に関してのクリエイティブは全て任せて欲しいと弁護士を通して要求していたそうですが、TNAはこれを拒否していたそうです。そして弁護士はハーディーズは他の団体からも誘いがあると伝えると、TNA社長エド・ノードホルムはWWEに行くならどうぞと答え、これに対しジェフ・ハーディが怒ってしまったとの話もあるようです。
マットはその後も交渉を続け、2年契約も提案したが、TNA側はハーディーズのインディ団体での利益の10%を要求してきたので、マットの弁護士は契約する事を断っていたとのこと。
しかしハーディーズの今後に関しては、WWE行きの可能性も十分にあるが、まだ何も確定はしていないようです。ただ現在の年齢を考えると、この機会を逃すとWWE復帰の可能性は今後難しくなってしまいます。
またブロークン・マット・ハーディとブラザー・ニーロのキャラクターに関しても問題を含んでいるようです。TNAは彼らの名前とキャラクターの権利は、TNAにあると主張しているそうです。しかしマットは、映像に関する権利はTNAのものだが、名前とキャラクターの権利は自分達にあると主張しているそうです。
▼退団が決まったマットのツイート
My stint with @IMPACTWRESTLING was DELIGHTFUL. EXCEPTIONAL talent & locker room. A great, respectful team that worked hard in tough times.
— #BROKEN Matt Hardy (@MATTHARDYBRAND) 2017年2月28日
“TNAにいた期間はとても素晴らしかった。取分け素晴らしい選手達とロッカールーム。厳しい時も頑張って働いた、尊敬すべき素晴らしいチームでした。”
I wish @IMPACTWRESTLING all the best going forward, especially the INDUSTRIOUS talent. I hope they're all treated with respect & fairness.
— #BROKEN Matt Hardy (@MATTHARDYBRAND) 2017年2月28日
“今後のTNAに幸あれ。特に頑張っている選手。彼ら全員が公平にリスペクトされればいいのですが。”
(情報:Wrestling Observer)
組織が変わったはずなのに、以前と同じような事をしていますね。