WWEは他団体を辞めた選手との契約交渉に入る前に、一定の期間を設ける事になったようです。
PWInsider 2017.4.25
■WWEの選手獲得プロセスが変更?
(WWE Negotiations Policy was Changed ?)
4月21日(金)インパクト・レスリングを退団し、WWE行きが噂されているクレイジー・スティーブですが、スティーブは退団後インディ団体のブッキングを受け付け始めました。
WWEはスティーブに関心があり、インパクト・レスリングを辞めるように指示していたとの話がありますが、実際に辞めた後どうなるかは不明の状態でした。
PWInsiderによると、現在WWEは他団体を辞めた選手に対し、少なくとも辞めた後90日間は交渉を行わないと選手達に伝えているそうです。
どうやらWWEがこのような対応を始めたのは、WWEがカイル・オライリーのROHとの契約が終了する前にオライリーと交渉していたので、ROH(もしくは親会社のシンクレア・ブロードキャスト・グループ)が警告文を送った事が関係しているかもしれないそうです。しかしこの件はまだ事実だったかは確認が取れていないそうです。(※しかしWWEがオファーを取り消したのは事実らしい)
2月でROHから離脱しているドノヴァン・ダイジャックは、4月下旬にインディ団体の出場を終えていたそうです。しかし突然6月までブッキングの受付を再開していたのだそうです。
また4月8日でROHを離脱する事になったリオ・ラッシュも、WWEが関心を示していると言われています。そのラッシュも8月5日のオーバー・ザ・トップ・レスリングに出場する事になっています。
どうやらROHやインパクト・レスリングといった団体と契約している選手は、辞めた後3ヶ月は以上はインディ・シーンにとどまる事になるようです。交渉開始が辞めた後の90日後なので、契約までにはさらに時間がかかる事になります。そして必ずしも交渉が上手く行くとは限らない(※メディカル・テストで落ちる場合もある)ので、選手のリスクは大きくなる事が予想されます。
現在WWE行きが予想されている選手は、前述のクレイジー・スティーブ、カイル・オライリー、リオ・ラッシュ。他にはドノヴァン・ダイジャック、ガンナーがいます。もしROHの警告文が本当だとすれば、元ROHの選手達はまた状況が変わるかもしれません。
(情報:PWInsider)
新日本プロレスだと通常1月末に契約が終了するので、WWEと交渉開始が5月頃になりますね。