10月8日ミシガン州デトロイトで開催されたWWEヘル・イン・ア・セルPPVで一体何が起こったのか?
WWE.com 2017.10.8
■ヘル・イン・ア・セルPPVで何が起こった?
(What happened at: Hell in a Cell)
現地時間10月8日(日)ミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで開催されたWWEヘル・イン・ア・セル2017。KICKOFFプレショーで、先週のスマックダウンLIVEでUS王座挑戦者バロン・コービンに勝利していたタイ・デリンジャーがGMのダニエル・ブライアンにUS王座戦挑戦を直訴、ブライアンは了承してUS王座戦は急遽3WAY戦となりました。
そして本編が始まって第1試合は、ニュー・デイ(C) vs. ウーソズのSDタッグ王座ヘル・イン・ア・セル戦。この日はビッグEと怪我から復帰したばかりのエグゼビア・ウッズが試合に。初めからパイプ椅子やケンドースティックを使った乱打戦となるが、スーパーキックで優勢となったウーソズが手錠をはめられたウッズにダブル・サモアンスプラッシュを決めて勝利。ニュー・デイからSDタッグ王座を取り戻しました。
第3試合は3WAY戦となったAJスタイルズ(C) vs. バロン・コービン vs. タイ・デリンジャーのUS王座戦。AJとデリンジャーは協力してコービンを攻撃、コービンも必死に反撃するが不利な状況は続く。そしてAJがデリンジャーにフェノミナル・フォーアームを決めてフォールしようとするが、コービンがAJを蹴り飛ばしてしまい勝利を横取りしてしまう。キャッシュインは失敗したもののコービンは新US王者となる。
続く第4試合はナタリア(C) vs. シャーロット・フレアーのSD女子王座戦。試合序盤からナタリアはシャーロットの足を集中攻撃、苦しむシャーロットだが場外のナタリアにコーナーポストからのムーンサルトを決めて逆転を狙う。しかしナタリアはパイプ椅子攻撃をして反則裁定となってしまう。
反則裁定のため王座移動は行われず、ナタリアはSD女子王座を守る形となった。
そしてファッション・ファイルズの新エピソードが公開された。ブリーザンゴの前には謎のブリーフケースが置かれていた。2人はそれを開けると、そこには新しい事件が。次はパルプ・フィクション編としてスマックダウンLIVEで続くそうです。
そして第5試合はジンダー・マハル(C) vs. 中邑真輔のWWE王座戦。この日もシン・ブラザーズを従えて登場するマハル。試合は一進一退の攻防となるが、やはり介入するシン・ブラザーズ。レフェリーは退場を命じ、その隙に中邑はキンシャサを決める。しかしシン・ブラザーズは戻ってこようとしてレフェリーはシン・ブラザーズを止めようとするが、これでマハルにロープを掴む時間を与えてしまう。再びキンシャサを狙う中邑真輔だが、今度はマハルが避けてカラス(コブラクラッチスラム)を決めて勝利。マハルは王座防衛に成功する。
第5試合はボビー・ルード vs. ドルフ・ジグラー。ルードはタイツを掴んだ丸め込みで勝利するが、試合後ジグラーは背後からルードにジグザグを決めてしまう。2人の抗争はまだ続くのか?
メインイベントの第7試合は、シェイン・マクマホン vs. ケビン・オーエンズのヘル・イン・ア・セル戦(エニウェア・フォール)。激しく殴り合う2人は、セルを飛び出して場外での攻防に。さらにセルの上での攻防となり先にセルから降りようとするオーエンズだが、シェインはオーエンズの頭をセルに叩きつけてアナウンステーブルの上に落としてしまう。
そしてシェインは再びセルの上に登り、そこからダイビング・エルボー・ドロップを狙うが、サミ・ゼインが現れてアナウンステーブルに寝ているオーエンズを引っ張って救出してしまう。そして誰もいないアナウンステーブルに落ちてしまったシェインの上に、ゼインはオーエンズをかぶせて3カウントとなってしまう。
以前オーエンズはゼインを解雇しようとした事もあったが、それなのに何故ゼインはこのような行動に出たのか? 次のスマックダウンLIVEは10月10日(火)放送となっています。※日本時間では11日(水)午前9:00〜
※参考:10.8ヘル・イン・ア・セル2017 試合結果
(情報:WWE.com)
もしかしたらブライアンはヘル・イン・ア・セルPPVの会場にいなかったのかな?