ロイヤルランブルPPVでブロック・レスナーのユニバーサル王座に挑戦する事が計画されていたフィン・ベイラーですが、どうやらその計画はボツ位なってしまったようです。
Wrestling Observer 2017.11.21
■ビンスはベイラーの計画をボツに
（Vince Scrapped Finn Balor’s Plan)
11月20日(月)放送のRAWで、フィン・ベイラーはサモア・ジョーのコキーナクラッチで敗れてしまいました。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この敗戦によりベイラーのユニバーサル王座挑戦の計画は変更されたと指摘しています。
昨年のサマースラムPPVで初代ユニバーサル王者となったベイラーですが、その試合で肩を負傷し長期欠場に。そして今年のレッスルマニア33翌日となる4月3日放送のRAWで復帰しました。
そしてベイラーはブレイ・ワイアットと抗争を始め、サマースラムPPVとノー・マーシーPPVで立て続けに勝利しています。ワイアットに対する連勝は、レスナー挑戦の為にベイラーを強く見せる為だと思われていて、さらにノー・マーシーPPV翌日放送のRAWで、ユニバーサル王座を狙っているとインタビューで話していた事でレスナー挑戦はより信憑性が深まってました。
またレスナーはサバイバーシリーズPPVで、WWE王者と対決する事になっていたので、ベイラーは来年のロイヤルランブルPPVで挑戦すると思われていたが、前述のジョーとの試合での敗戦、さらに10月23日でもケインのチョークスラムで敗れていたので、計画が変更になった事が明確になったようです。
メルツァーは、ビンス・マクマホンはベイラーがレスナーと対戦するには、まだ十分で無いと考えていたと指摘しています。どうやらベイラーはビンスからの信頼をどこかで失っていたようです。
ベイラーのユニバーサル王座挑戦が変更された事で、誰がロイヤルランブルPPVでレスナーに挑戦するかは現在棚上げになってしまったそうです。
今のところ来年4月8日(日)のレッスルマニア34では、レスナーのユニバーサル王座にロマン・レインズが挑戦する事が予定されています。
そしてロイヤルランブルPPV前には次のユニバーサル王座の挑戦者、もしくはWWE王座の挑戦を決めなければなりません。
※参考：11月20日放送のRAW 試合結果
(情報：Wrestling Observer)
