[WWE] エンゾ・アモーレ、WWEから解雇される

性的暴行をしたとの疑いがあるエンゾ・アモーレですが、謹慎処分が発表された後、WWEはリリースした事を発表しました。

現地時間1月22日(月)WWEは、エンゾ・アモーレ(本名：エリック・アーント)が性的暴行をした疑いがあるとして謹慎処分を科したと発表しました。そして翌日23日(火)WWEはエンゾをリリースしたと発表しました。

1月22日ツイッターの “missgucciwitch” という女性ユーザーが、昨年10月中旬にエンゾから性的暴行を受けたと主張していました。そしてこの女性は、アリゾナ州のフェニックス警察署に被害届を提出。事件が明るみになると、WWEはすぐにエンゾを謹慎処分にしていました。
現在この事件は捜査中で、エンゾはまだ逮捕されていないようです。しかしフェニックス警察は、昨年10月23日にフェニックスにある病院から、10月19日に性的暴行があったとの通報を受けていた事を明らかにしています。

被害を訴えている女性フィロミーナ・シーハンはTMZ.comのインタビューに応じ、エンゾ達が泊まっていたホテルで性的暴行を受けた。エンゾにベッドに放り投げられ頭を打って意識がもうろうとしてしまった。意識を取り戻したあとも性的暴行は続いていた。何度も止めてと言ったが彼は止めなかった。いつ終わったかは分からないが、エンゾは朝までそこにいたと話しています。

一方エンゾは性的暴行を否定しました。エンゾは23日にツイッターに彼の弁護士団からの声明をアップしました。その声明には “この2日間フィロミーナ・シーハンは、2017年10月フェニックスでエリック・アーントから違法な性行為を受けたと、複数回主張しました。アーントはこの主張に関して完全にはっきりと否定しています。アーントはこの問題に関して警察に協力し、適時に解決する事を望んでいます。アーントも弁護団もこの問題に関して、今後公式なコメントを出す予定はありません。” と書かれています。

前述の通りまだこの事件はまだ調査中で、エンゾは逮捕されていません。しかしエンゾはWWEから解雇されてしまいました。エンゾは1月28日(日)のロイヤルランブルPPVで、セドリック・アレキサンダーを相手に保持していたクルーザー級王座の防衛戦を行う予定でした。現在ロイヤルランブルPPVのカードからクルーザー級王座戦は取り除かれています。
WWEは23日の205 LIVEで、今後のことに関してダニエル・ブライアンから説明があると発表しています。


※参考：エンゾ・アモーレが性的暴行をした疑いで謹慎処分に


(情報：WWE.com)