4月8日ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたWWEフレッスルマニア34で一体何が起こったのか?
青空プロレスNEWS 2018.4.9
■レッスルマニア34で何が起こった?
(What happened at Wrestlemania 34)
現地時間4月8日(日)ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたレッスルマニア34。その本編第10試合のRAWタッグ王座戦は、シェイマス&セザーロの王者組に挑むブラウン・ストローマンにはミステリーパートナーが現れる事になっていました。しかし登場したのはストローマン1人、ストローマンは会場から探すと言って観客席にいたちびっ子のニコラス君をパートナーに指名。
試合中に1度ニコラス君にタッチしたストローマンでしたが、ニコラス君は結局何もできずに再びストローマンとタッチ。そのストローマンはセザーロにランニングパワースラムを決めて勝利。何とニコラス君はRAWタッグ王者に。
実はこのニコラス君、WWEのレフェリーのジョン・コーンの息子だそうです。そしてこれがジョン・コーン&ニコラス&ストローマンの写真です。
Nicholas, his dad (WWE referee John Cone) and his tag team partner, Braun Strowman. pic.twitter.com/EOkGbbWd5w
— 𝑩𝒓𝒂𝒅 𝑺𝒉𝒆𝒑𝒂𝒓𝒅 (@TheBradShepard) 2018年4月9日
続く第11試合はメインイベントのブロック・レスナーvs.ロマン・レインズのユニバーサル王座戦。事前にレスナーはWWE退団が噂されていたこともあり、レインズが勝利すると思われていました。(※2015年レインズは勝利してWWEの顔になる予定が先送りになり、それを今回行うと思われていた。)
しかし結果は粘るレインズを振り切ってレスナーが勝利し、王座防衛に成功。これでレスナーはこの後もWWEに登場する事になると思われます。レスナーの契約は、このレッスルマニアの日までだったそうです。実は事前にレッスルマニアの前にレスナーとWWEが交渉を行っていて、もしかしたら契約延長の交渉だったかもしれないという内容でした。少なくともユニバーサル王者として今後も登場するろうと思われるレスナー。もし契約延長していたとしたら、それが短期か長期かはまだ分かりません。
最近勝率が落ちているブックメーカーのオッズですが、今回当たったのはアンドレ杯バトルロイヤル、クルーザー級王座トーナメント決勝、RAW女子王座戦、SDタッグ王座戦、ブライアン&シェインvs.オーエンズ&ゼイン、ラウジー&カートvs.極悪夫婦の6試合だけでした。賭けの対象となっていたのは12試合だけです。(RAWタッグ王座戦とテイカーvs.シナは賭けの対象になっていない。)
ちなみにビンスは情報が漏れたりすると、特にレッスルマニアに限っては直前で計画を変更する可能性が高いそうです。
王座移動があったのはブラジオン・ブラザーズが新王者となったSDタッグ王座戦、セス・ロリンズが新王者となったIC王座戦 、ジンダー・マハルが新王者となったUS王座戦、ナイア・ジャックスが新王者となったRAW女子王座戦の4試合でした。またセドリック・アレキサンダーはクルーザー級王座トーナメント決勝に勝利して新クルーザー級王者となっています。
第6試合ではジョン・シナの要求に応えてアンダーテイカーが登場。アンダーテイカーは自分のお決まりムーブを一通り出した後、すぐにツームストンパイルドライバーを決めて試合を終わらせてしまいました。もしかしたらコンディションが良くなかったのかもしれません。
そして第2試合ではアスカがシャーロットのSD女子王座に挑戦。第9試合では中邑真輔がAJスタイルズのWWE王座に挑戦と、日本人2人が王座戦に登場しています。しかし結果は2人とも敗戦。これでアスカの連勝記録はストップ。一方中邑は敗戦後AJにローブローをかましてリングから蹴り落とし、さらに場外でキンシャサをブチ決めてしまいました。中邑はヒールターンするのかもしれません。
第7試合はダニエル・ブライアン&シェイン・マクマホンvs.ケビン・オーエンズ&サミ・ゼインのタッグマッチ。すでにブライアンから解雇通告されているオーエンズ&ゼインは、この試合で勝利すればスマックダウンLIVEに復帰できる事になっていました。しかし結果はブライアンがゼインにイエスロックを決めて勝利、ブライアンはこの日が復帰戦となったが、オーエンズ&ゼインはスマックダウンLIVEから解雇される事に。2人はRAWに移籍するのか? それともこのストーリーはまだ続くのか?
KICKOFFショー第1試合のアンドレ杯バトルロイヤルでは、コービン&モジョの2人に攻撃されるマット・ハーディをブレイ・ワイアットが救出。ワイアットのアシストもあってマットがバトルロイヤルを制し、マットとワイアットは仲良しとなったようです。(※ワイアットはアルティメット・デリーションで転生の泉の落とされ、生まれ変わったのかもしれない)
※参考:4.8 レッスルマニア34 試合結果
(情報:WWE.com)
第4試合ラウジーのWWEデビュー戦は物凄く盛り上がったんだけど、その後の試合はちょっと盛り上がりに欠けたかもしれませんね。ここまでKICKOFF含めて7試合。お客さんはもう満足して疲れていたのかもしれない。自分は限界を感じたので、第8試合の間にドデカミンを買いに行ってました。
今年のレッスルマニアは盛りだくさんでしたね。