1月29日のロイヤルランブルPPVの結果、4月のレッスルマニア33へと向かう事になっています。そのロイヤルランブルPPVは一体何が起こるのか?
Wrestling Observer 2017.1.25
■どうなるロイヤルランブルPPV?
(Update on Royal Rumble Plan)
1月29日(日)テキサス州サンアントニオのアラモドームで開催されるロイヤルランブルPPV。特に30人ロイヤルランブル戦、WWEユニバーサル王座戦、WWE王座戦は、結果が4月2日(日)のレッスルマニア33へ向かう事になるので大いに注目されます。
勝者がレッスルマニア33のメインイベントで、WWE王座かWWEユニバーサル王座に挑戦する権利を得られる30人ロイヤルランブル戦は、アンダーテイカー、ブロック・レスナー、ゴールドバーグを始め現在22名までが発表されています。
レスリング・オブザーバーによると、現在ロイヤルランブル戦の勝者として、ランディ・オートンの名前が噂として広まり始めているのだそうです。そしてオートンはレッスルマニア33でブレイ・ワイアットと対戦する事が現在検討されています。そのブレイ・ワイアットは、2月12日(日)スマックダウンのエリミネーション・チェンバーPPVで行われる、WWE王座エリミネーション・チェンバー戦で勝利するとの噂もあるそうです。実はワイアットには今年王座戴冠する事が計画されていて、かなり知れ渡っている話だとか。これらが起こらなかった場合、それは計画が変わったという事だそうです。
そしてAJスタイルズはジョン・シナを相手にWWE王座の防衛戦を行います。しかしAJスタイルズはWWE王者としてはレッスルマニア33に登場する事にはなっていないので、ロイヤルランブルPPV、もしくはエリミネーション・チェンバーPPVでベルトを失う事になります。シナがロイヤルランブルPPVで勝利する可能性もありますが、噂が本当であればエリミネーション・チェンバーPPVでワイアットに獲られる事になってしまうので、そうはならないかもしれません。
一方WWEユニバーサル王座戦は、ケビン・オーエンズが防衛するか、ロマン・レインズが新王者となるかはまだ分かりません。問題は3月5日(日)にファストレーンPPVがあるので、そのメインベントがロマン・レインズvs.ゴールドバーグになるのか、もしくはオーエンズの防衛戦となるか次第です。少なくともオーエンズはレッスルマニア33までにはユニバーサル王座のベルトを落としている事になっています。オーエンズはレッスルマニア33ではクリス・ジェリコとの対戦が検討されています。おそらくUS王座戦になると思われます。
また30人ロイヤルランブル戦は、後8選手が出場する事ができます。サプライズ選手は事前に情報が漏れるのを防ぐ為に数日前に知らされる事もあるそうです。そしてNXTスターの全員が、ロイヤルランブルPPVのバックステージにいる事になっているので、サプライズ登場する可能性があります。可能性が高いのは昇格が近いと思われているサモア・ジョー、続いてタイ・デリンジャーと中邑真輔。しかしデリンジャーに関しては、10番目に出場する選手が既に決まっているならば登場の可能性は低くなります。
怪我で欠場中のフィン・ベイラーに関しては、現在肩の回復具合の検査を行っているので、そこで試合復帰の許可が出れば可能性はあります。
またレッスルマニア33で計画されているトリプルH vs. セス・ロリンズの試合のために、2人のアングルはロイヤルランブルPPVから表面化する事になる可能性もあるとのこと。
今年のロイヤルランブルPPVはサンアントニオのアラモドームですが、1997年のロイヤルランブルPPVも同スタジアムで行われ60,000人の観客を集めました。そして今年は、現在のチケットの売れ行きでは40,000人あたりになるようです。実は1997年の時は実際チケットを購入したのは48,000人程度で、無料チケットがかなり配られたそうです。そしてチケットの値段もかなり安く抑えられていたとのこと。しかし4万人でも十分な成功には変わりありません。
※参考:ロイヤルランブル2017 PPVの対戦カード:UPDATE
(情報:Wrestling Observer)