何かとレスラーとしての復帰をほのめかすダニエル・ブライアン、もしかしたらそれにはちゃんとした理由があるののかもしれません。
Wrestling Inc 2017.6.23
■ブライアン、レスラーとして復帰を考えている?
(Update on Daniel Bryan Possibly Wrestling Again)
2016年2月にレスラーとしての引退を表明したダニエル・ブライアンは、同年7月からスマックダウンLIVEのGMとしてWWEの番組に復帰しました。
しかしブライアンは引退発表は実は本望では無かったと打ち明けて、選手としての復帰を考えている事を度々口にしています。スマックダウンLIVE放送後のトーキング・スマックでも、ブライアンはもう試合ができないくせにと言ったミズに対し、ブライアンは1年半後どうなるか見ていろよと言い返しました。ブライアンの言う1年半後とは、WWEとの契約期間が終了する日を指しています。
そして先日スポーツ・イラストレーテッドに掲載されたブライアンのインタビューでも、今復帰について考えていると発言していました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによると、今回のブライアンの発言の裏には、ブライアンが今年の4月に脳の検査を受けていた事が関係している可能性があるそうです。検査の結果はまでは分からないとしながらも、ブライアンの復帰に向けての発言はおそらく結果が良好だったのだろうと指摘しています。ただし確実にそうだとは言い切れないとも付け加えています。
ブライアンは引退の前に脳波検査(EEG)を受け、そこで脳の側頭頭頂部に障害が発見されていました。実はブライアンは発作を起こしている事をWWEに隠していて、この発作の原因が脳の障害が原因だったのだそうです。この検査の結果が、ブライアンの引退発表に至ったとのこと。
そして6月23日(金)コーディ・ローデスが新ROH世界王者となると、ブライアンはコーディに対し祝福の言葉とともに、あるメッセージも送りました。
Congratulations! Being @ringofhonor champ for 462 days transformed me as a wrestler and was one of the best times in my career. Enjoy it! https://t.co/alSLGCeNcX
— Daniel Bryan (@WWEDanielBryan) 2017年6月25日
“おめでとう、自分も462日間ROH世界王座を守ってきたけど、その期間は自分をレスラーとして育ててくれて、キャリアでも最高だった時代の1つだよ。楽しんでね。”
Side note, if you hold the @ringofhonor title 462 days I may have to come after you, which would be 9/28/18. Be forewarned! #FinalCountdown https://t.co/alSLGCeNcX
— Daniel Bryan (@WWEDanielBryan) 2017年6月25日
“ついでに、462日間そのベルトを守ったらその時は俺が行くかもね。それは2018年9月28日(木)だから、今から警告しておくよ。#FinalCountdown”
2018年9月28日は、コーディがROH世界王座を獲得した6月23日から462日後です。その日は約1年3ヶ月後となりますが、ブライアンの現在の契約は大体それくらいで終了する事になっています。
一体ブライアンはどこまで本気で言っているのだろうか?メルツァーは、ブライアンは自分自身に対してマイナスな事であれば、それをするような人物では無い。リスクを負ってまで復帰する事はないだろうとも話しています。
※参考:ブライアン、レスラーとしての復帰を考えている。
(情報:Wrestling Inc)