[WWE] オースチン・エリーズは契約解除を要請したのではなく、ただの解雇だった!?

突然契約解除となったオースチン・エリーズですが、当初自ら契約解除を要請したとの話があったがどうやら違うようです。


Wrestling Inc 2017.7.9
オースチン・エリーズが解雇:UPDATE
(Update on Austin Aries released by WWE)

7月7日(火)WWEから突如契約解除となった事が発表されたクルーザー級選手のオースチン・エリーズ。その後エリーズがクルーザー級選手としての役割に不満を持って、自分からWWEに契約解除を要請したとの情報がありました。
しかしレスリング・オブザーバーによると、エリーズは決して自分の役割には不満があった訳では無く、実は自分から契約解除を要請していなかったそうです。
しかしエリーズは、レッスルマニア33でネヴィルとの試合がKICKOFFショーになった事には不満を感じていたようです。レッスルマニア33のDVD/Blu-rayにはKICKOFFショーが収録されていないので、その分のロイヤルティは全く発生しないからです。
そしてエリーズはバックステージでの態度が悪かったとの噂があったとの話もありましたが、ライター・チームを含む多くの人はエリーズの事を良く思っていなかったのだそうです。ただしバックステージで何があったかは不明です。

エリーズは2015年のNXT TV収録でトライアウトを受け、2016年1月にWWEと契約していました。エリーズの契約期間は3年だそうです。もしエリーズが自分から契約解除を要請しても、WWEは2019年の1月までエリーズを契約下に置いておく事は可能です。
契約解除となったエリーズには、90日間他団体に出場できない競業避止義務があります。しかしその間エリーズはWWEから最低限のギャラが支払われる事になっています。
エリーズは10月上旬にはWWE以外の団体に出場する事が可能となります。しかし今のところエリーズが次にどの団体に出場するかは不明なようです。
エリーズは2015年6月末で当時のTNAを退団しました。当時のTNAは資金難で苦しんでおり、その余波を受けてエリーズは退団する事となりました。しかし当時社長のディクシー・カーター体制はすでに会社から去っている状態で(※まだ少数株主だが)、今はアンセム・メディアとジェフ・ジャレット体制に変わっています。

(情報:Wrestling Inc)