[WWE] グレート･カリが復帰した理由、そしてWWEの業績が悪化している？

バトルグラウンドPPVで復帰したグレート･カリ、その裏に隠されたWWEの目的とは？

現地時間7月23日(日)に開催されたスマックダウンLIVEによるバトルグラウンドPPV、そのメインイベントのジンダー･マハル vs. ランディ･オートンのWWE王座パンジャブ･プリズン･マッチが行われました。マハルの手下のシン･ブラザーズを蹴散らし、マハルにはパイプ椅子攻撃で滅多打ちにしたオートンは、勝利条件である外側の竹の檻から脱出しようとしました。
しかし、そこに現れたのが元WWE世界ヘビー級王者のグレート･カリ。カリはその大きな手でオートンを押さえつけると、その隙にマハルが外側の檻から脱出、WWE王座を防衛しました。

実はカリは2015年に地元インドのインタビューで、レッスルマニア31でWWEに復帰すると話していたカリですが、レスリング･オブザーバーによると、何故このタイミングでカリが復帰したかと言うと、カリの復帰でWWEがマハルがインドで人気を得られるようにしたかったからだそうです。

マハルはWWEがインド市場を拡大させる為にWWE王者にさせたと思われています。しかし思うような結果が得られていないとのレポートもありました。どうやらWWEは想定していたよりマハルがインドで人気を得られていないと考えているようで、そこに投入されたのがインドで人気の高いカリだったと言うことのようです。


またこれが関係するかは不明ですが、WWEは今週の木曜日に決算報告を行いますが、実は最近WWEの重役達がWWEの株を売却していたことが明らかになったそうです。
ケビン･ダンが83,737株、ミッシェル･ウィルソンが81,951株、ジョージ･バリオスが81,856株、マイケル･ルイスが13,601株、ステファニー・マクマホンとポール・レベスク(トリプルH)がそれぞれ10,417株を売却していたとのこと。売却時のWWEの1株当たりの値段は約21ドルあたりだったそうです。
決算報告前にこのような事が起こるのは、通常業績が良く無いとされる兆候なのだそうです。(※これはよくある事なので、インサイダー取引として指摘される可能性は低いとのこと)


※参考：7.23 バトルグラウンド2017 試合結果


(情報：Ringside News)