重度の腸管閉塞で入院していたリック･フレアー、インタビューでその時の様子と腸管閉塞の原因。そして今後についても話しています。
People.com 2017.9.20
■リック･フレアー、もう酒は飲まないと誓う
（Ric Flair Vows To Never Drink Again)
8月12日(土)リック･フレアーは腹痛に苦しみアトランタの病院に入院しました。その時フレアーは重度の腸管閉塞によって元々患っていた症状が悪化してしまい、人為的な危篤状態となって手術を受ける事になりました。
手術は無事成功し危篤状態から回復したフレアーは、もともと心臓にも問題を抱えていた為にその後ペースメーカーを埋め込む手術も受けています。
そんなフレアーは9月上旬に新しいプロジェクトの為にインタビューを受けていました。それは雑誌ピープル(People.com)のためのインタビューでした。このインタビューは9月20日(水)に公開され、そこでフレアーとフィアンセのウェンディ･バーロウは今回の入院の件と、そして腸管閉塞の原因となったフレアーの飲酒問題について話しています。
ウェンディはフレアーが入院した日、突然フレアーが腹痛で苦しみ出して、本当に状態が悪そうだった。すぐに病院に向かった事でフレアーの命が救われた、本当にゆっくりと死に向かっていたからと話しています。
フレアーの腹痛は重度の腸管閉塞によるものでしたが、それはフレアーの長年の過度な飲酒に問題があったそうです。そしてフレアーは手術のために人為的な危篤状態となりました。その時フレアーの腸は機能停止した状態で、バーロウは手術の前に医師から、手術を受けて生き残る可能性は20％だと言われたのだそうです。
そしてフレアーの娘のシャーロットは、間に合わなくなるかもしれないので、父に会いに来るようにと医師から言われていたとのこと。フレアー自身はその時、自分がどれくらい危機的な状況だったかは分からなかったそうです。(※ずっと昏睡状態だったので)
フレアーの手術は無事に成功し、その後ペースメーカーを埋め込んだ事でようやく危機的な状況を脱しました。フレアーは9月16日(土)にリバーサイド陸軍士官学校で行われたセレモニーに参加していました。これはフレアーが入院してから、初めて公の場への登場でした。しかしインタビューが行われた9月上旬(11日あたり)では、まだフレアーは1人で歩く事ができなかったと、ピープル誌の編集長ティナ･ジョンソンは話しています。
そしてフレアーは入院中に、ハルク･ホーガンがお見舞いに来ていた事も明らかにしました。そこでホーガンはフレアーに手紙を渡したそうです。その手紙には “今あなたの物語を話す時だ、それが何百人もの人々を助ける事になる。今まで見た中であなたが最も偉大なレスラーだ、親友と呼べる事を誇りに思う。愛してるぜブラザー、お前は男だぜ” と書かれていたそうです。
そして話題はフレアーの飲酒問題に移り、フレアーは自分がアルコール中毒になるとは思わなかった。だが実際こうなってしまった。もう2度と酒は飲まない。もう2度とこんな事になるのはゴメンだと話し、さらにライフスタイルを変えた事をみんなに示さなければならない、そしてみんなの人生で起こり得る事に対して、気をつけなければならないという事を教えたいとも話しています。
(情報：People.com)
