11月27日のRAWで突如ブロークン・ギミックのDELETE !!をやり始めたマット・ハーディだが、権利問題でインパクト・レスリングと争っていたのに一体何があったのか?
PWInsider 2017.11.29
■ブロークン・ギミック:UPDATE
(Update on Broken gimmick)
11月27日(月)放送のRAWで、ブレイ・ワイアットと対戦したマット・ハーディ。試合ではワイアットのシスターアビゲイルで敗れてしまったが、試合後マットは手を振りかざして何度も “DELETE !!” を繰り返しました。
マット・ハーディの “BROKEN Matt Hardy” のキャラクターの権利に関しては、マットとインパクト・レスリングの間で争われていました。マットは再び商標登録をしましたが、第三者からの異議申し立てがなければ12月19日(火)に正式に商標権を取得する事になっています。
何故マットはその日の前にブロークン・ギミックを解禁したかというと、インパクト・レスリングが選手達にインパクト・レスリングでのキャラクターを他団体で使用する事を認める方針にしたからだそうです。それはすでに退団した選手も含まれるので、マットはブロークン・ギミックをWWEで使用できるようになったのだそうです。
ただまだ正式に決定した訳では無いようで、これから弁護士と進めるそうです。しかしブロークン・ギミックに関しては、これ以上権利を主張しない事をすでに決定していたようです。
これでマットはWWEでもブロークン・ギミックを使う事ができますが、おそらくインパクト・レスリングでやっていたものをそのままWWEで使う事は無いかもしれません。現在マットはツイッター上の名前を “#WOKEN Matt Hardy” としているので、ブロークン・ギミックに近いウォークン・ギミックとなると思われます。そしておそらくウォークン・ギミックが登場するのは、現在欠場中のジェフ・ハーディが復帰した時かもしれません。
ジェフは来年4月には復帰したいと話していました。
※参考:11月27日放送のRAW 試合結果
(情報:PWInsider)