WWE殿堂入りが決定した藤波辰爾ですが、レスリング・オブザーバーによると彼は決してWWFで凄い活躍をした分けでは無かったそうです。ではなぜ藤波辰爾が殿堂入りとなったのでしょうか?
Wrestling Observer 2015.3.19
■藤波辰爾は偉大なレスラーだが、WWFのスターではなかった
(Fujinami was a great wrestler, but he was never a major star in the WWF)
現地時間3月19日、WWEは藤波辰爾のWWE殿堂入りを公式発表しました。
しかしこの発表は少し奇妙でもあります。藤波が偉大なレスラーとして活躍していたとき、彼は決してWWFの主要なスターという分けではなく、そして他の政治的な理由があるという分けでもありません。
おそらくWWEは、WWE殿堂を世界的なものにしようと考え、毎年1人は米国以外から選ぶ事にしようと考えたのでしょう。そして、藤波がWWE殿堂式典に参加するのであれば、ファンの為にヒデオ・イタミと一緒に並ばせるかもしれません。
今年の2月にWWEジャパン関係者が、天龍源一郎が今年WWE殿堂入りをすると発言しましたが、彼の殿堂入りの準備(映像素材等の収集)をしているという話は聞く事はなかったです。
※WWEジャパンの関係者は今年とは言っていません。東スポが今年と思わせぶりな書き方をしているだけです。
藤波辰爾に関して言えば、彼は70年代後半から80年代にかけて世界で最高のレスラーの1人でした。そして90年代中頃までとても素晴らしかったです。彼はどんなプロレスの殿堂に選ばれてもおかしくありません。そして ここ35年間でも最も優れたレスラーの1人です。そして日本のプロレス史に置いても最も偉大なスターです。
▼藤波辰爾の殿堂入り動画(ヒデオも登場)
(情報:Wrestling Observer)
藤波辰爾が殿堂入りに選ばれた理由は、WWF以外でも日本や米国での活躍が認められての事なんですね。ちなみに藤波辰爾は1978年にWWWFジュニアヘビー級王座、1982年にWWFインターナショナル・ヘビー級王座を獲得しています。(Wikipediaより)