レスリング・オブザーバーによると、昨年末のROHのPPV売り上げが低調だった事で、ROHは全員解雇の可能性があるそうです。そもそもプロレスPPV事業はWWEによって、将来性の無いビジネスになってしまったとか。
Wrestling Observer 2015.1.21
■全員解雇の考慮も
(consideration being given to drop them all )
ROHはインターネットPPVビジネスを縮小するという話があります。
昨年末のROH年間最大のPPV “ファイナルバトル2015” で多くの返金要求が発生してしまい、ショーに掛かった費用を考えると、利益は無くなってしまいました。
シンクレア(ROH親会社の放送局)が、イベントで赤字を出すのは望んでいないので、可能性は低いですが彼ら全員解雇という事も考慮されています。
昨年末のファイナルバトル2015 PPVが、最初のPPVから12,000ほど下回って、推定で8,000程しか購入されませんでした。この低下には失望しているはずです。
現在のPPVは統一小売価格の為に、WWE NetworkがプロレスのPPVビジネスを崩壊させた可能性があります。
TVのPPVは、ボクシングやMMAのファンはすでに離れています。インターネットの月額制ストリーミングサービスに加入出来ないファンは、自宅で最高のショーを観る為に10ドル以上払う事になります。
TNAは、ライブPPVを以前から切り捨てています。おそらく今年も1つもやらないでしょう。そしてWWEも続けているが、せいぜい法を守る2万人のアメリカ人がいるだけです。
いまだにPPVを購入する(カナダを含む30.000から10,000までの範囲の)人達が、ROHを助けるしか無いと思います。でも助ける事は無さそうです。
(情報:Wrestling Observer)
TVのPPVがダメなのに、何故インターネットPPVの縮小なんでしょうか? TVのPPVに人を集めたいのかな?
それにしても新日本プロレスも他人事ではないので、心配になりますね。