[WWE] ガルガノとチャンパの契約&クルーザー級トーナメント:UPDATE

トマソ・チャンパ ジョニー・ガルガノ

6月20日(月)から収録が始まるWWEグローバル・クルーザー級シリーズ(放送は7月13日から)、そのアップデート情報と、NXTツアーリング契約という新しいタイプの契約形態が登場しました。


Wrestling Observer 2016.4.6
クルーザー級トーナメント&ガルガノとチャンパ
(WWE GCT & NXT Touring Contract)

現地時間3月31日(木)に行われたNXTテイクオーバー前恒例のメディア・カンファレンスで、トリプルHはWWEクルーザー級トーナメントの参加者32人のうち、最初の7人を発表しました。その時発表されたのはリッチ・スワン、ザック・セイバーJr.、ジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパ、ノーム・ダー、ホー・ホー・ルン、戸澤陽。そのあとにルチャドールのリンセ・ドラドが加えられ、計8人となりました。

レスリング・オブザーバーによると、上記8人の他に検討されていたのが、ROHに出場しているセドリック・アレキサンダーでした。アレキサンダーはROHとは契約していなくて、今年2月に行われたWWEトライアウトにも参加していました。
そして4月中に英国プログレス・レスリング、レボリューション・プロ、そしてEVOLVEで本戦出場をかけた予選が行われます。(※プログレス・レスリングのみ4月24日に予選が行われることが発表されている。他に団体も今後1〜2週間で行われるそうです。)

またジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパの2人は、最近WWEと契約しました。しかし2人の契約は通常のフルタイムの育成選手契約では無く、NXTツアーリング契約と呼ばれるものです。
この契約では2人は自身でインディ団体に出場する事ができますが、優先権はWWEにあるとのこと。リッチ・スワンやクリストファー・ジラードのような育成選手契約と違う点は、育成選手はフロリダに移り住んで、WWEパフォーマンスセンターでトレーニングする必要がありますが、2人の契約ではそれをする必要がありません。またギャラに関しても、大会毎に支払われ、育成選手契約よりも高い額が支払われるとのこと。
また育成選手契約の選手はリング設営などの雑用もしなくてはなりません。

またクルーザー級トーナメントに参加する事が噂されている飯伏幸太については、レスリング・オブザーバーは、トリプルHがクルーザー級トーナメントのインタビューで日本の名前を出した時、その時点でトリプルHが同トーナメント参加を望んだ最初の選手の1人だったと指摘しています。

(情報:Wrestling Observer)


NXTツアーリング契約は、WWEとEVOLVEの関係の中の1つなんですかね?WWEに行きたいけど、育成選手契約は嫌だというキャリアのあるインディ・レスラーもいるでしょうから。