UFC 200でマーク・ハントに勝利したが、その後ドーピング違反を指摘されたブロック・レスナー、問題となった物質は何なのか?
Wrestling Inc 2016.7.19
■レスナーのドラッグテストで陽性反応を示した物質は
(Lesnar Tested Positive for Substance)
7月9日(土)に行われたUFC 200で一度きりのUFC復帰を果たしたブロックは、対戦相手のマーク・ハントに判定3-0で勝利、そして7月15日(金)UFCは、USADAよりブロック・レスナーにアンチ・ドーピング違反の疑いがあると指摘されたと発表しました。そして7月19日(火)にUFCは、レスナーはドラッグテストで2回目の陽性反応を示したと発表しました。
しかしドーピング違反と指摘されても、選手には法的見直しを主張する機会が与えられるので、すぐに処分が下されるという訳ではありません。そして今現在、レスナーがドラッグテストで陽性反応となった物質は明らかにされていません。
ロサンゼルス・タイムスのLance Pugmire記者によると、ブロック・レスナーのドラッグテストで陽性反応を示した物質は “クロミフェン” だったそうです。これはUFC 200直前でアンチ・ドーピング違反を指摘されたジョン・ジョーンズと同じ物質だったとのこと。クロミフェンは、一般的にボディ・ビルダーが(※筋肉増大の目的で)テストステロンを増やす為に使用しているものだそうです。
▼Lance Pugmire記者のツイート
I'm told by an official with knowledge of Brock Lesnar's positive test that the substance is clomiphene, the same one found in @JonnyBones.
— Lance Pugmire (@latimespugmire) 2016年7月19日
“レスナーのドラッグテストを知っている関係者から、陽性反応を示した物質はジョン・ジョーンズと同じクロミフェンだと聞いた”
※参考:ブロック・レスナーに1億3,000万円以上の罰金の可能性も?
(情報:Wrestling Inc)
2回目の陽性反応の件については、後ほど詳しく。