UFC 200のマーク･ハント戦の後、ドーピング違反の疑いが指摘されたブロック･レスナー、最終的に出場停止と罰金処分が蹴ってしたようです。
Wrestling Observer 2016.12.15
■ブロック･レスナー、1年間のMMA出場停止
（Brock Lesnar Suspended from MMA for 1 Year)
今年7月9日(土)のUFC 200に1回のみの復帰として出場したブロック･レスナーは、マーク･ハントと対戦して判定3–0で勝利しました。しかし、その後2度のドーピング違反の疑いが指摘されてしまいましたが、レスナーは弁護団とともにドラッグテストで陽性反応を示したヒドロキシ･クロミフェンは、レスナーが試しに使ったフットクリームに含まれていたと主張していました。
しかし12月15日(木)ネバダ州アスレチック･コミッションは、レスナーに1年間の出場停止を言い渡しました。そしてネバダ州検事総長事務局との和解の一端として25万ドル(約3,000万円)の罰金に合意したという事のようです。これによりマーク･ハントとの試合結果は、ノーコンテストに変更される事になりました。
ドラッグテストで陽性反応を示した時の罰金は、高額なファイトマネーの場合はその10％が罰金となっていました。レスナーのハントとのファイトマネーは250万ドル(約3億円)だったという事です。
レスナーの出場停止は、2日目のドラッグテストが行われた日から始まります。1回目は6月28日、2回目は7月9日に行われたので、来年の7月までとなります。
またアスレチック･コミッションにより出場停止処分が科せられると、まだプロレスラーのライセンスを必要とする州ではレスナーはWWEの試合にも出場できません。しかしパートタイマーのレスナーには、あまり影響が無いかもしれません。
ちなみにWWEはパートタイマーにはウェルネスポリシーは適用されない事を明らかにしているので、一部の州を覗いてレスナーはこれまで通りWWEに出場することができます。
(情報：Wrestling Observer)
円安が進んでるなぁ
