[訃報] チャボ・ゲレロ・シニアが68歳で死去(エディ・ゲレロの兄でチャボ・ゲレロの父)

エディ・ゲレロの兄でチャボ・ゲレロの父でもある、チャボ・ゲレロ・シニア氏が68歳で死去しました。


WWE.com 2017.2.11
チャボ・ゲレロ・シニアが他界
(Chavo Guerrero Sr. Passes Away)

チャボ・ゲレロ・シニア(本名:サルバドール・ゲレロ3世)は、現地時間2月11日(土)68歳で死去。ゲレロ氏の息子のチャボ・ゲレロ・ジュニアが当日、インスタグラムで明らかにしていました。ゲレロ氏は1月上旬に肝臓がんを患っていた事が明らかになり、他界する1週間以上前にホスピスケアに入院していたそうです。

ゲレロ氏はメキシコのレジェンドであるゴリー・ゲレロの息子で、また兄弟には同じくWWE(WWF)で活躍したマンド・ゲレロ、ヘクター・ゲレロ、そしてエディ・ゲレロ(2005年11月13日に死去)もいます。(※ゲレロ氏がWWEに登場した時はチャボ・クラシックと名乗っていた。)

ゲレロ氏は1970年にゴリー・ゲレロ・ジュニアとしてデビューし、地元のテキサス州エル・パソとシウダー・フアレスを中心に、父のゴリー・ゲレロと一緒に選手として、そしてコーチとしても活躍していました。
そして1975年カリフォルニアに移ると、ベビーフェイスとして活躍し、スパニッシュ・インターナショナル・ネットワーク(現ユニビジョン)に登場するようになり、ビッグスターへと躍進しました。すると父のゴリー、兄弟のマンドとヘクターともチームを組むようになりました。
また80年代後半には弟のエディ・ゲレロがデビューし、エディは後に高い評価を受ける事になるが、それでもエディは家族の中で最高のレスラーはチャボ・ゲレロ・シニアだと話していたそうです。

またゲレロ氏は大仁田厚や藤波辰爾などの日本人選手とも対戦、80年代には日本でも活躍しました。90年代後半には現役を引退していたが、2004年にチャボ・クラシックとしてWWEに登場、息子のチャボ・ゲレロと一緒に、弟のエディと抗争。同年5月にはWWEクルーザー級王を戴冠していました。
ゲレロ氏が最後に来日したのは、2016年11月27日の全日本プロレス両国大会、そして28日の東京愚連隊 後楽園ホール大会でした。

(情報:WWE.com)