ブロック・レスナーとの対戦の可能性があったUFCファイターのジョン・ジョーンズがアンチ・ドーピング違反を指摘される

ブロック・レスナーとの対戦をプッシュしていたジョン・ジョーンズ、しかしUSADAからアンチ・ドーピング違反を指摘さえてしまったそうです。


TMZ.com 2017.8.22
ジョン・ジョーンズに筋肉増強剤の反応
(Jon Jones Tests Positive for Anabolic Steroids)

7月29日(土)カリフォルニア州アナハイムで開催されたUFC 214で、コーミエ vs. ジョーンズ 2が行われました。試合は事前にブロック・レスナーとの対戦に関心を示していたジョン・ジョーンズが勝利し、ジョーンズは新UFCライトヘビー級王座を戴冠しています。
レスナーはまだWWEと契約しているが、ジョーンズとレスナーの対戦がより現実味を帯びてきた事で、注目されていました。

しかしTMZ.comによると、ジョーンズはドラッグテストで陽性反応が出てしまったのだそうです。関係者によると、陽性反応を示したのは筋肉増強剤のトゥリナボルだったとのこと。
ジョーンズは2016年にもドラッグテストで陽性反応を示した事があったので、今回で2回目となります。前回は1年間の出場停止処分でしたが、2回目は最高で4年間の出場停止となってしまうそうです。

UFCもUSADAからジョーンズのアンチ・ドーピング違反の報告があった事を明らかにしています。そしてドラッグテストは7月28日の軽量の後に行われたのだそうです。
しかしまだ処分が確定した訳では無く、カリフォルニア州アスレチックコミッションによる判断も行われるので、現在はその為の情報収集が行われているそうです。

またジョーンズ側の代理人は、ジョーンズと彼のトレーナーは12ヶ月間細心の注意を払って取り組んできた。現在何が原因だったかを確かめる為に、再びサンプルテストを行なっていると主張しています。

実際レスナーとジョーンズが対戦するかは、実際まだ何も決まっていません。レスナーの現在の契約は来年の4月まで残っています。しかしその前にジョーンズのアンチ・ドーピング違反問題を解決しなければならないようです。
場合によっては、2人の対決は実現しない事になります。

(情報:TMZ.com)


当初ジョーンズのUFCライトヘビー級王座は剥奪されたとの情報もあったが、その後剥奪はまだ行われていないとの情報もあります。