[WWE] ダニエル・ブライアン、脳の検査から引退までの経緯を明らかに。そして復帰に関しては本気

脳の障害により引退したダニエル・ブライアン、しかしブライアンは脳の検査の結果、復帰の許可を得ていたそうです。当然ブライアンは復帰のことを考えています


E&C’s Pod of Awesomeness 2017.8.18
ダニエル・ブライアンの復帰:UPDATE
(Update on Daniel Bryan Possibly Wrestling Again)

2016年2月に引退を発表したダニエル・ブライアンですが、その後選手としての復帰の可能性を何度も口にしているブライアン。そして妻のブリー・ベラも医師の許可が出れば復帰を容認する発言をした事により、ブライアンの復帰はより現実的なものになっていました。
しかしWWEはジョセフ・マルーン医師がブライアンに復帰の許可を出しそうもありません。そしてビンス・マクマホンも同様に許可を出さないのではと考えられています。
そんなブライアンですが、今週エッジ&クリスチャンのポッドキャスト “E&C’s Pod of Awesomeness” に出演し、脳しんとうの検査から引退に至るまでの経緯を説明しています。

度重なる脳しんとうにより脳に損傷が発見され強制的に引退をさせられたブライアンは、引退前には自分で探した医師のチームと、WWEが推薦したフェニックスとUCLAの脳専門の医師の3者から復帰の許可を得ていた事を打ち明けています。
しかしWWEはそれでもブライアンに復帰の許可を出しませんでした。そしてWWEはブライアンが引退する直前に実験的な検査をさせたそうです。その結果ブライアンの脳の後部に障害が発見されたとのこと。しかしそれはFDA(米国食品医薬品局)が許可していないものだったそうです。
その検査結果が出た1週間後、ビンスはブライアンに引退スピーチをするように要請したそうです。そして2月8日(月)ワシントン州シアトルで開催されたRAWで、ブライアンは引退スピーチを行いました。(※RAW放送前にブライアンはツイッターで引退を明らかにしていた。)

ブライアンは引退スピーチを行った数日後、この件に関してブライアンに復帰許可を出した医師の1人に話をしました。そしてその医師は、脳の損傷に関しては “医学用語では障害は何かそこにあるかもしれないという曖昧な言い回しで、必ずしも障害とは言い切れない” と言われたのだそうです。ブライアンは当初脳に傷があると思っていたそうです。しかしそれは必ずしも傷ではないかもしれません。医師の言う通り、ブライアンの脳には何かあるかもしれないと言うだけで、その詳細は不明なままという事です。

そしてWWEはブライアンに脳と反射神経のテストを行わせた結果、ブライアンの反射神経はNFLや他のスポーツ選手よりは劣っているが、一般の人よりは良い結果だったのだそうです。
しかしブライアンは当初スマックダウンLIVEのGMをやる事、そして引退した事には抵抗はなかったそうです。さらに妻のブリー・ベラの妊娠もありました。しかしブライアンはGMをやっていて、選手達の試合を目の当たりにするうちに選手として復帰する意欲が湧いてきたのだそうです。
ブライアンをその気にさせたのはAJスタイルズとディーン・アンブローズの試合だったそうです。そしてブライアンはその後から脳機能を改善させるためにフロリダ州のジョー・ネイマス神経学リサーチセンターで治療を行なっているそうです。(※高気圧酸素治療のこと、今年の4月あたりからやってるらしい)
その結果、ブライアンの脳はカレッジ・フットボールの選手並みの結果を示したとのこと。ブライアンの脳はかなり回復しているそうです。そしてブリー・ベラもそれを認識しているとのこと。
そしてブライアンは “自分が大好きなものに復帰しない理由なんてない” とも話しています。ブライアンはパートタイマーとして年間50〜100試合程度を望んでいます。

しかし前述の通り、WWEはブライアンに復帰許可を出す雰囲気ではありません。そしてブライアンは来年の9月あたりまでWWEとの契約が残っています。
おそらくWWEがブライアンに復帰許可を出せば、ブライアンはそのままWWEの止まる事になりそうです。しかしこのままWWEが復帰許可を出さなければ、ブライアンはWWEを退団して他の団体で復帰する可能性はかなり高そうです。


※参考:ダニエル・ブライアン、WWEとの契約が終了したら選手として復帰する可能性が高まる


(情報:E&C’s Pod of Awesomeness)


ブライアンのグッズ売り上げはトップセールスという訳では無かったらしい。