レスラーとしての復帰を目指しているダニエル・ブライアンだが、もしかしたら今年のレッスルマニア34である程度の方向性が決まるかもしれません。
Sports Illustrated 2018.1.3
■ダニエル・ブライアンの今後:UPDATE
(Update on Daniel Bryan’s Future)
WWEとの契約期間が今年の9月までとなってるダニエル・ブライアン。2016年2月にレスラーとして引退したブライアンは、同年7月にスマックダウンLIVEのGMとして番組に復帰しています。
しかしブライアンはレスラーとしての復帰を諦めていません。もしWWEがこのまま復帰の許可を出さなければ、契約期間が終了したあと他団体でレスラーとして復帰する事を考えているとインタビューで話しています。そんなブライアンの最新のインタビューがスポーツ・イラストレーテッドに掲載され、そこでブライアンは “推測だけど、もしレッスルマニアで試合をしなければ、おそらくWWEでは完全に試合できないという事だろう。あくまで自分の推測だけど。これは白黒ハッキリするような事じゃない。WWEでは自分に復帰許可を出すには色々と問題がある。それは悪い事では無いけど、自分にとっては都合の悪い事だったんだ。この先どうなるかは興味深いね。” と話しています。
ブライアンは個人的に脳の検査をしてもらって、その医師からは復帰の許可を得ていると主張しています。しかしWWEはブライアンに復帰の許可を出していません。レスリング・オブザーバーによると、たとえレッスルマニアの為という理由であってもWWEはブライアンに復帰許可を出すことは無いと指摘しています。そしてビンス・マクマホンはブライアンに、ジョセフ・マルーン医師が復帰許可を出さない限り、WWEで復帰はできないと話していたそうです。そのマルーン医師はブライアンを検査して、レスラーから引退した方がいいと勧めた人物でもあります。そして今現在、ブライアンに復帰許可は出ていません。
このままレッスルマニア34を終える事になれば、ブライアンは9月に契約が終了した時点でWWEから去る可能性が高いようです。WWEも既にその事を理解しているのかもしれません。最近ブライアンはスマックダウンLIVEでヒールのケビン・オーエンズとサミ・ゼインに有利な判断をしています。レスラーとして引退したブライアンだが、まだWWEではブライアンの人気は大きいです。WWEはブライアンが辞めてインディ・シーンに戻った時、ファンを流出させない為にブライアンをヒールターンさせて人気を落とそうとしているのでは無いかとの話もあります。
4月8日(日)のレッスルマニア34まであと3ヶ月、ジョセフ・マルーン医師はブライアンに復帰許可を出すことはあるのだろうか?
ちなみにブライアンの奥さんのブリー・ベラは、医師からのOKが出ているのであれば、レスラーとして復帰する事を支持すると話しています。
※参考:ブライアン、脳の検査から引退までの経緯を明らかに
(情報:Sports Illustrated)