[WWE] 2017年度 第2四半期(2Q)の決算発表、WWEネットワーク会員数が163万件に

WWEは2017年度第2四半期(4〜6月)の決算発表を行いました。第2四半期も好調だったようです。


PWInsider 2017.7.27
WWEの2017年度2Q決算発表
(WWE announced financial results for 2st quarte)

現地時間7月27日(木)WWEは、2017年度第2四半期(4〜6月)の決算発表を行いました。以下そのハイライトになります。

・2017年の第2四半期の収益は2億1,460万ドル(約239億円)で、前年同期より8%増。営業利益は1,070万ドル(約12億円)、そしてOIBDA(減価償却前利益)は1,810万ドル(約20億円)。

・WWEネットワークの有料会員数は、2017年第2四半期の平均で163万件、前年同期の151万7,000件より8%増。第2四半期の無料会員数に関しては、今回は明らかにしていません。
そして第3四半期のWWEネットワーク平均会員数は、154万件に減ってしまう事を予想しています。
また6月30日時点でのWWEネットワーク会員数は1,568,000件、前年の6月30日の時点では1,511,000件。第2四半期の退会数は604,000件だったが、新規入会は598,000件あったとのこと。これは四半期ベースで過去最高の退会件数だったそうです。
WWEネットワーク会員の内訳は、115万8,000件が米国内。そして海外が41万件。

・WWEネットワークの収益は、前年同期から6%増の5490万ドル(約61億円)ライブイベントの収益も5280万ドル(約58.6億円)と、前年同期の5190万ドル(約57億円)から増えています。1大会あたりの観客動員数(レッスルマニアを除く)は5,400人から5,500人と増加しているそうです。これはPPVの観客動員数が貢献しているとのこと。
しかし米国外での1大会あたりの観客動員数は、8,000人から6,300人と減少しています。これは新たな市場でイベントを多く開催した事によるものだそうです。

・TV関連の利益は昨年の5,610万ドル(約62億円)から6620万ドル(約73億円)へと増加。

・WWEは以前英国でウィークリーのTV番組を計画していたが、今回その件については触れなかった。

・会場でのグッズ売上は減少しているそうですが、その代わりWWEショップとライセンスの収益は増加。そしてデジタルメディアの利益が140万ドル(約1.5億円)。ホーム・エンターテインメント事業の利益は10%も減少しているとのこと。

(情報:PWInsider)


WWEネットワークは、ちょっと伸び悩んでますね。退会者数が多いのが原因のようですが。WWEネットワークの目標会員数は200万件だそうです。