WWEは2017年度第3四半期(7〜9月)の決算発表を行いました。第3四半期も好調だったようです。
PWInsider 2017.10.26
■WWEの2017年度3Q決算発表
（WWE announced financial results for 3 Quarter)
現地時間10月26日(木)WWEは、2017年度第3四半期(7〜9月)の決算発表を行いました。以下そのハイライトになります。
・2017年の第3四半期の収益は1億8,640万ドル(約212.7億円)で、前年同期より14％増。営業利益は3,390万ドル(約38.7億円)、そしてOIBDA(減価償却前利益)は4,040万ドル(約46億円)。
特にメディア事業、ライセンス事業、ライブイベント事業が貢献したとのこと。その代わり前年同期から減収となったのは映画事業と、ホーム･エンターテイメント事業だそうです。
ライセンス事業はモバイルゲームのヒットににより460万ドル(約5.2億円)から670万ドル(約7.6億円)の増収。ライブイベント事業は1大会あたりの平均観客動員数が5,300人から4,900人へと落ちてしまったが、大会数を増やした事で増収となったそうです。
・WWEネットワークの有料会員数は、2017年第3四半期の平均で152万件、前年同期の146万件より4％増。第3四半期の無料会員数に関しては明らかにされていません。
そして第3四半期では新規登録が約39万件、退会が45.5万件でした。ちなみに第2四半期の平均会員数は163万件となっています。
WWEネットワークでの視聴数が多かったことで、成功したと思われていたメイ･ヤング･クラシック女子トーナメントですが、会員獲得には貢献していなかったようです。
そしてWWEは第4四半期の平均会員数を147万件と、5万件ほど減少する事を予想しています。
※参考：2017年度 第2四半期(2Q)の決算発表
(情報：PWInsider)
WWEネットワークの会員数は減ってしまったけど、レッスルマニアで大きく増えてその後は緩やかに減少というパターンで、結果的には増えている状況です。なので3Q、4Qで落ちるのは想定内です。
あと詳細が分かったら追記するかも。
