[WWE] ダニエル・ブライアン、遂に選手としての復帰許可が出る

脳震盪により選手として引退していたダニエル・ブライアンですが、遂に選手として復帰する事ができるようです。


WWE.com 2018.3.20
ダニエル・ブライアン、選手として復帰へ
(Daniel Bryan medically cleared to return to in-ring)

2016年2月9日(月)放送のRAWで選手として引退を発表したダニエル・ブライアン。引退理由は度重なる脳しんとうにより、脳にダメージが蓄積しているとの検査結果によるものでした。しかし3月20日(火)WWEはブライアンに復帰許可が出たので、選手として復帰する事になったと発表しました。

WWEの発表では神経外科医、脳しんとう&神経神経科医ロバート・カントゥ医師、ロバート・カルデナス医師、ジェフリー・カッチャー医師、そして最終的にブライアンの引退に繋がる検査を担当したジョセフ・マルーン医師の4人から許可が出たとのこと。

▼WWEからの発表

ブライアンは最近のインタビューで、もしレッスルマニアで試合ができなければ、もうWWEでは2度と試合が出来ないと言う事を意味うるだろうと話していました。そしてWWEはブライアンを引き止める為に、レッスルマニア34でブライアンはシェイン・マクマホンと組んでケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン組と対戦する。しかしブライアンはほとんどエプロンに立っていて、試合の9割はシェインが行うという試合を計画、そしてブライアンに提案していたとの話があります。しかしブライアンはその内容に興味を示さず、辞退していたそうです。

しかし今回試合復帰の許可が出たという事で、ブライアンはWWEで通常の試合を行う事ができます。これでシェイン&ブライアン vs. オーエンズ&ゼインのタッグマッチが行われるかは不明です。しかしブライアンは今日のスマックダウンLIVEで、何かしらの発表を行うそうです。

ブライアンが拒否をしたのはおそらく1月下旬か2月上旬あたりと思われます。そして先週シェインがオーエンズ&ゼインに襲われた事が、このブライアン復帰に関係しているのであれば、復帰の決定はその前に行われた事になります。結局ブライアンが拒否したので、シェイン vs. ドルフ・ジグラーのシングルマッチも今月上旬あたりに検討されていました。
ブライアン復帰に反対していたのはWWEメディカル部門のトップ、ジョセフ・マルーン医師です。マルーン医師が復帰許可を出さない限り、ビンスはブライアンを復帰させないと話していたそうです。どうやら今回の復帰許可は、ブライアンが個人的に脳検査を依頼したジェフリー・カッチャー医師がマルーン医師を説得した結果だそうです。

WWEはブライアン退団を阻止しようとしていました。なので前述の提案をブライアンにしています。しかしブライアンがそれを拒否したので、状況が変わったようです。詳細な経緯は不明ですが、ブライアン復帰を最終的に決めるのはビンス・マクマホンです。


※参考:ブライアン、脳の検査から引退までの経緯を明らかに


(情報:WWE.com)