WWEに復帰したシェイン･マクマホンは突如RAWのコントロール権を主張しました。そしてその権利を賭けてレッスルマニア32でアンダーテイカーと対戦する事になりましたが、シェインは実際にWWE内での権力を取り戻すことはできるのでしょうか？
WrestlingNewsSource 2016.2.
■シェインの復帰：UPDATE
（Update on Shane McMahon’s WWE Return)
現地時間2月22日(月) 放送のRAWオープニングで行われた、ビンセント･J･マクマホン･レガシー･オブ･エクセレンス賞の授与式でシェイン･マクマホンがWWEに復帰しました。シェインは2009年10月、2010年1月1日をもってWWEから離れる事が発表され、以降WWEに姿を現わす事はありませんでした。
シェインはビンスとの会話で、自分がWWEを離れる時 “WWEでの自分のポジションは絶対に失う事は無い” と父と約束したと言いました。そしてシェインはRAWをコントロールしたいと言い出し、それに対しビンスはレッスルマニア32でアンダーテイカーとヘル･イン･ア･セル戦で対戦し、それに勝てばRAWのコントロール権を与えるが、負ければ金庫のものを取り戻すと言いました。
レスリング･オブザーバーのデイブ･メルツァーによると、現実が入り混じっているこのストーリーラインは、シェインが4代目として実際にWWEでの権力を握ると思わせますが、シェインの復帰が決まったのは数週間前のことで、現実ではシェインは今現在WWE内では何の権力も持っていません。しかし今後いつでもそれは変わる可能せはあり得るとのこと。そしてビンスはRAWでWWEはステフとトリプルHが動かしている事をシェインに伝えています。
またメルツァーは、シェインのプロモは “大部分は作り物” だという事を言い表しているとも指摘しています。そしてもしシェインが実際にWWEに戻るならば、それは権力抗争が起こるという事につながりかねません。RAWではシェインはがコントロールする事をファンは望んでいるように見えましたが、実際のWWE内部の人達は、もしシェインがブッキングされた理由を知っていれば、彼を受け入れないと思われます。ビンスがなぜステフを選んだかといえば、シェインは誰からも好かれていましたが、レスリングに関する事やアングル等に関して言えば、現在ではステフとトリプルHの方がはるかに優れているからだということです。
そして当初この計画は数年前にトリプルH vs. ビンスが選んだ対戦相手で行われる事になっていたそうです。そしてビンスが選ぶのはスティーブ･オースチン、もしくはザ･ロックでした。その試合も権力とコントロール権を賭けてのものでしたが、その計画はボツになりました。その時ビンスはあまりTV出演する事を望んでいなかったからです。そしてこの計画は最終的にオーソリティ vs. ダニエル･ブライアンのストーリーに変わる事になり、結果ブライアンはWWE世界ヘビー級王座戴冠を成し遂げました。
(情報：WrestlingNewsSource)
メルツァーが何が言いたいのかと言えば、今現在シェインには何の権力もなく、仮にシェインが勝ったとしても権力は表面的なもので、実際裏でコントロールする分けでは無いだろうという事ですが、ただ将来についてはまだ変わる可能性もあると。あとRAWに関しては全部を翻訳していなかったのですが、シェインは世代交代をしたいという話をしています。当然このセリフは事前にビンスも目を通しているので、ちょっと気になりますね。
そしてシェインは今までやってた仕事はどうなったのかな？
