ビンス復帰でWWEは何が変わるのか?
Wrestling Observer 2023.1.7
■ビンス・マクマホン復帰でWWEはどうなる?
ビンス・マクマホンがWWEの取締役会に復帰した事で、WWEは1月6日(金)にスマックダウンの放送前に従業員向けにZOOMで会議を行いました。
レスリング・オブザーバーによると、この会議には共同CEOのステファニー・マクマホンとニック・カーン、そしてCFOのフランクテン・リィデックが登場し10分程度で終わったそうです。ただし選手達はこの会議には呼ばれていないのだとか。
会議ではビンスが取締役会に復帰したことが正式に発表され、従業員達の日常業務に変化はないと強調されていたそうです。さらにトリプルH、ステフ、ニック・カーンら経営陣の役割と責任も今まで通り変わらないと主張したいたのだとか。
ウォール・ストリートジャーナルはビンスがWWEの売却を目的に復帰しようとしていると報じていたが、この会議ではWWEの放映権や売却にあたってビンスの復帰は可能性を大きく広げるものだと、ビンスの復帰を歓迎するものとして強調されていたそうです。さらにオプションの1つとしてWWEの株式非公開化も言及されていたのだとか。
今のところビンス復帰でも現体制に変化は無いようです。しかしレスリング・オブザーバーによると、ビンスは昨年7月の引退時にトリプルHに引き継いでいたクリエイティブコントロールを取り戻そうとしていたそうです。当初ビンスはWWEの日常業務にも関与しようとしていたが、どうやら1週間前に断念していたのだとか。そこに何があったかは不明だが、とは言ってもビンスはWWEの大株主なので今後何が起こるかは分からないとのこと。
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※参考:1月2日放送のRAW 試合結果
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(情報:Wrestling Observer)
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