WWEはビンス引退前に戻ってしまうのか?
PWInsider 2023.4.4
■結局ビンス引退前にWWEに戻る?
4月2日にエンデバーがWWEを買収する事が発正式表となったが、Fightfulによるとこの買収がレッスルマニア39でロマン・レインズが勝利したことに何の影響も与えていないそうです。レインズの勝利は数週間前には決まっていたとのこと。(※計画を知っているのはごくわずかの数人で、選手達にいつ伝えられたのかは不明。)
Wrestlenomicsによるとエンデバーによる買収、そしてUFCとの合併が発表された後、新会社でも会長となるビンス・マクマホンはWWE社内向けにメールをしたが、そのメールにはトリプルHは今まで通り最高コンテンツ責任者のままであると書かれていたそうです。
そしてPWInsiderによると、レッスルマニア39翌日のRAWでは番組直前に台本の書き直しがあったそうです。書き直しの指示は番組が始まってもあったのだとか。(※この日はRAW女子王座挑戦者決定トーナメントが行われる予定だったが、女子タッグ王座挑戦者決定戦に変更となった。オモスの試合も予定されていなかった。)
トリプルH新体制ではこのような事は無かったので、これはビンスの指示だと思われている。
またレッスルマニア39でもビンスはヘッドセットから指示を出していたとの情報がありました。この時指示を出したのは数回だったそうです。しかしこの日のRAWはトリプルHのヘッドセットからスタートしたものの、ビンスはほとんどゴリラポジション(※バックステージからステージに入る直前の場所)に陣取って番組進行と共に指示も増え、最後の方では直接進行状況の監督を出していたのだとか。
選手達はビンス引退前の状態に戻ってしまうと感じて、ネガティブな感情が広まっていたそうです。しかしビンスは買収後のインタビューで以前のように頻繁にクリエイティブに関わることはしないがハイレベルで関わって行くと話していたので、もしかしたらこの日懐かしくて自分を止められなかっただけかもしれない。(※今後も止められない可能性もあるが)
WWEを買収したエンデバーも最初からビンスを会社に残すつもりだったと話しているので、このことは想定していたのかもしれない。
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※参考:4月3日放送のRAW 試合結果
※参考:買収されてビンス・マクマホン引退前のWWEに戻ってしまうのか?
※参考:シェインがレッスルマニア39で怪我、スヌープドッグがアドリブで乗り切る
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(情報:PWInsider/Fightful/Wrestlenomics)
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でも今日のRAWは盛り上がったし、比叡的な意見が多かったとは思わない。