ビンス、ロウリネイティス、レスナーはどうなってしまうのか?
2024.2.3
■訴えられたビンスン、ロウリネイティス、巻き添えのレスナー
ビンス・マクマホンは過去の性加害問題で元WWE従業員ジャネル・グラントから訴えられてしまった。ビンスだけでなくジョン・ロウリネイティスも同様に性加害に加担したとして訴えられているが、ロウリネイティスの弁護士のエドワード・ブレナンは「ロウリネイティスは事実無根として今回の件を否定している。むしろロウリネイティス氏は原告と同じように被害者だ、加害者ではない。権力も独裁的な性的要求の両方を満たしているのはビンスだ。」と主張しています。
さらにウォール・ストリート・ジャーナルによると、性的暴行と性的目的の人身売買で昨年7月に連邦捜査令状と召喚状が発行されビンスは捜査されていたそうです。
ニューヨークの連邦検察当局はビンスを訴えた女性たちと会って実際何が起こっていたか調べていたのだとか。ジャネル・グラントを含め5人の女性はビンスと 和解(※数億円での口止め)しているが、グラントは和解金は300万ドルだったのに100万ドルしかもらっておらず、機密保持契約の無効化も要求している。
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ビンスの性加害問題でブロック・レスナーも名前は出ていないが加担していたことが明らかになり、出場予定だったロイヤルランブルPLEを急遽欠場する事になった。レスナーはWWEのスマホゲーム「WWEスーパーカード」から削除されたが、FightfulによるとレスナーはWWEのククリエイティブプランからも外されてしまったのだとか。現時点で計画から外されればレッスルマニア40の出場は絶望的だと考えられる。
これでレスナーはしばらく登場することは無いだろうが、もしかしたらもう復帰することはないかもしれない。しかしレスリング・オブザーバーはこの件でのWWEの考え方は「この問題が落ち着くのはどれくらいかかるだろうか?」だと指摘している。
問題が落ち着いたらレスナーは復帰するかもしれないが、ビンスはグラントの訴えを否定して争う姿勢を示している。問題がいつ落ち着くかは分からないしレスナーは現在46歳だし、待っている間に引退する可能性もあるかもしれない。
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※参考:1月29日放送のRAW 試合結果
※参考:トニー・カーン社長の重大発表、オカダを狙うAEWとWWEはどんな感じ?
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(情報:WSJ/Fightful/Observer)
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