惨憺たる光景で終了した今年のサマースラムPPV、しかしバックステージでも何やら問題が起こっていたようです。
Wrestling Observer 2016.8.22
■サマースラム後、ジェリコとレスナーが口論
(Altercation Between Jericho & Lesnar after SummerSlam)
8月21日(日)に行われたWWEサマースラムPPVのメインイベント、ブロック・レスナー vs. ランディ・オートン戦は終盤レスナーがオートンの頭部を拳やヒジで出血するまで叩きつけるという惨憺たる内容でした。
レスリング・オブザーバーによると、この試合が終わった後、クリス・ジェリコとブロック・レスナーに一触即発となる瞬間があったと、複数の関係者が話していたそうです。
試合終了直後にクリス・ジェリコはゴリラポジション(選手の入場口の裏)まで来て、ヘッド・クリエイティブ・ライターのマイケル・ヘイズに試合が終わったのか、試合の最後は一体何だったのかを尋ねました。この時ジェリコはオートンが無事であるかを確認したかったようですが、しかしヘイズは答えなかったので、ジェリコは “Bulls*it(嘘つけ)” と汚い言葉を吐いたそうです。
そしてリングから戻ってきたレスナーにも同じ質問をしたが、レスナーは試合について聞かれたと思い、ジェリコに “Pussy(※この場合は臆病野郎かな)” または “Shut up(黙れ)” 、もしくは “Mind His Own Business(俺に口出しするな)” と吐き捨てた(※関係者によって違うとのこと)ので、2人は向かい合って口論を始めたとのこと。また別の証言ではレスナーが指でジェリコの事を押したとの説もあり、また別の証言ではジェリコがレスナーを壁に向かって押したとの説もあるようです。そして2人は壁に向かって押し合いになってレスナーはジェリコにパンチがいいか、キスがいいか言といい、そこに2人を引き離すためにトリプルHがやってきました。しかし2人の怒りは収まらず、結局はビンスがやってきて2人を引き離したそうです。しかしジェリコはまだレスナーに向かって叫んでいると、ビンスはこれは全てワークだ、プロフェッショナルになるようにとジェリコを諭したとのこと。
またトリプルHは、レスナーがジェリコに向かって行って、ジェリコは自分を守るために立っていたとビンスに話したとか。しかし実際はそれよりも多くの話がそこにはあったようです。
そしてジェリコはオートンに会った時、オートンの容態を心配していたジェリコはまだ興奮が冷めなかったそうですが、しかしオートンは、こうなる事は全て知っていたよとジェリコに話したそうです。
※:参考サマースラム2016の試合結果はこちら
(情報:Wrestling Observer)