ビンスの問題発覚はどこまで続くのか?
WWE 2022.7.26
■ビンスは引退じゃなくて辞任か?
ビンス・マクマホンは過去に女性従業員と不倫したり女子レスラーにセクハラしたり、さらに口止め料まで払っていた事が明らかになり7月22日に引退を発表しました。
そしてWWEはSEC(米国証券取引委員会)への提出書類で、ビンスが2006年から2022年の間に未計上の費用として1,460万ドル(約2,000億円)払っていた事を明らかにしていました。この費用は不倫相手の元従業員とセクハラした元従業員&元女子レスラーの計4人に支払われた口止め料だと思われます。しかし4人への口止め料は計1,200万ドル(約16億円)とされていたので、これ以外にも何かに使っていたようです。1,460万ドルはビンスが返済するそうです。
WWEは未計上の費用が発覚したので、決算書類を修正するとのこと。また取締役会はビンスの調査をまだ続けているのだとか。
またSECへの提出書類ではビンスは引退ではなく、辞任と記載。SECへの提出書類で引退と辞任で意味の違いがあるかは不明だが、決まりの悪い最後となってしまいました。ビンスはWWEでの役職は全て辞任し、今後は大株主としてWWEと関わっていく事となります、
そしてビンス引退でWWEの株価が注目されているが、第2四半期の業績が予想以上だったので株価は5%以上の上昇で71.77ドルとなっています。
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※参考:ビンスの不適切問題さらに拡大、口止め料は計16億円以上
※参考:ビンスの不適切問題でネットフリックスにも迷惑かける
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(情報:WWE)
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