ビンス、復帰、だと?
Wall Street Journal 2022.12.14
■ビンスは復帰を検討中?、しかし新たなスキャンダルも
ビンス・マクマホンはウォール・ストリート・ジャーナルに過去のセクハラ/口止め料問題をすっぱ抜かれ、最終的に7月22日(金)に引退を発表しました。(※WWE内部的には辞任となっている。)
そのウォール・ストリート・ジャーナルは新たにビンスがWWE復帰を考えていると報じています。ビンスに親しい人の話では、ビンスは周囲の悪いアドバイスを聞いてしまったが為に引退を決めてしまったが、今はあのまま引退をせず留まっていればスキャンダルをやり過ごすことが出来たと考えているのだとか。そして周囲の人たちにはWWEに復帰すると話しているそうです。
しかしウォール・ストリート・ジャーナルはまた別のセクハラ疑惑も報じており、元WWFレフェリーのリタ・チャタートンは1986年にリムジンの中でビンスから性的暴行を受けたとして、今年の11月3日弁護士を通して1175万ドル(※約16億円)の慰謝料を請求していたそうです。実は1992年にビンスはこの件を指摘されていたが、この時からずっと否定しているとのこと。
さらに元スパ経営者は2011年にカリフォルニアのリゾート施設でビンスに性的暴行されたと主張しているそうです。今のところビンスは和解金を払うことは拒止しているのだとか。
ビンスが引退してからステファニー・マクマホンとニック・カーンがWWEの共同CEOとなり、そして番組のクリエイティブはトリプルHが引き継ぎました。Fightfulによると、WWE上層部の多くはビンスとは何の関係も持ちたくないと話していたそうです。ビンス復帰を望んでいる人は1人もいなかったのだとか。
しかしビンスはWWEの議決権付株式を過半数以上保有している支配株主でもあります。WWEへの影響力をまだ持っているので復帰も本人次第だが、一体どうなるのか?
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※参考:ビンス引退でWWE買収を目論む企業が現れる?
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(情報:Wall Street Journal)
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