WWEは今年も大きな変化が!!!
Wrestling Observer 2023.1.10
■WWEの身売りは今年中に行われる?
WWEの大株主でもあるビンス・マクマホンはWWEの取締役会のメンバー3人を解任、そして元WWE共同社長ジョージ・バリオス&ミシェル・ウィルソンと共にWWEの取締役会に復帰しました。
ビンスはWWEの身売りを進めるために復帰したと思われており、それだけでなくトリプルHに引き継いだクリエイティブコントロールを取り戻そうとしているとの話もあります。
レスリング・オブザーバーによると、もしWWEの身売りをするならば現在WWEの番組を放送しているUSAネットワークとFOXとの契約更新の前に売却を完了している必要があるそうです。両社とも現在の契約は2024年9月までとなっており、契約更新の交渉は来年初めに行われる事になるのだとか。なので売却は今年中に終わらせておく必要があるのだそうです。
クリエイティブコントロールを取り戻そうとしているビンスだが、現段階ではそれは実現していません。ビンスはWWE復帰にあたって、WWEの放映権や身売りに関す交渉を進めるかはどうかは自分が承認するようにしました。ようはビンスにとって悪い条件の場合は拒否する事ができるのだそうです。
どうやら取締役会はビンスにクリエイティブコントロールを渡すのを拒否したのでトリプルHはまだ権力を維持しているが、WWEを買収した企業がビンスにクリエイティブコントロールを任せるという事になればビンスは権力を取り戻す事ができます。(※同じような事をXero Newsも指摘している)
WWEは身売りのアドバイスを求めてJPモルガンを採用したとの情報もあり、早ければ今後3ヶ月から6ヶ月の間に身売りの交渉に入ることになるとの情報もあります。もしビンスにとって都合の良い条件を出す企業が現れれば、今年中にビンスはかつての権力を取り戻す事になってしまいます。
WWEを買収する可能性があると思われているのは以下になります。
・NBCユニバーサル(RAWを放送)
・FOX(スマックダウンを放送)
・ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(AEWを放送)
・エンデバー(UFCの親会社)
・ディズニー
・ネットフリックス
・アマゾン
・リバティメディア
・サウジアラビアの政府系ファンド
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※参考:ビンスがトリプルHからクリエイティブを取り戻すのは時間の問題か?
※参考:ビンス復帰でWWEはどうなるの?、トリプルHのクリエイティブは守られるのか?
※参考:1月2日放送のRAW 試合結果
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(情報:Wrestling Observer)
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ウィリアム・リーガルは来年またAEWにいるかもしれない。