サウジ売却は秒読み段階なのか？
Wrestling Observer 2023.1.11
■ ビンスは何時からサウジに売却する事を進めていた？
サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック･インベストメント･ファンド(PIF)がWWE買収におおむね合意したとの情報があります。レスリング･オブザーバーによると、ビンス･マクマホンは昨年7月22日(金)に過去のセクハラ問題で引退した時からサウジに売却する為に動いていたのだとか。ここ数週間で話が進んだと言う訳ではなかったのです。
そしてビンスがWWEの取締役会に復帰したのは、サウジアラビアの買収を完了する為だったのだそうです。これでWWEの状況は変わり、ビンスを取締役会から外す事に賛成していたニック･カーンとトリプルHだが、ステフが会長権共同CEOを辞任した後2人はビンスの会長復帰に賛成しています。
現在WWEはUSAネットワークとFOXで放送されているが、どうやらビンスはすでにこの2社とも話をつけていると思われるそうです。サウジアラビアに買収されても、WWEの放送には影響は無いと思われる。
しかしサウジに買収されれば、また多くの従業員が解雇される可能性もあるのだとか。
またFightfulによると、ビンスがWWEの会長に復帰したにも関わらずクリエイティブチームや番組製作チーム、そしてレスラー達にはまだ何の説明も無いそうです。そしてFightfulが話した何人かのレスラーは、もしサウジ主導の会社となったらWWEを辞めると言っていたそうです。(※誰かは明らかにされていない)
しかし現時点でサウジのWWE買収はまだ完了していません。買収する為にはまだ幾つか手続きがまだ残されています。それにビンスがクリエイティブコントロールを取り戻すかどうかもまだ決まっていないのだとか。
.
※参考：サウジアラビアの政府系ファンドがWWE買収で調整中か？
※参考：1月9日放送のRAW 試合結果
※参考：WWEの身売りは今年中に行われる？、そうなればビンスは権力を取り戻す
.
(情報：Wrestling Observer/Fightful.com)
.
サミ･ゼインはシリア系カナダ人と言うことでサウジ大会に出場できなかった。(※サウジとシリアは対立しているため)
これが理由でケビン･オーエンズとダニエル･ブライアンもサウジ大会出場を拒否している。ジョン･シナはジャーナリスト殺害事件を理由にサウジ大会出場を拒否したと思われる。
アリスター･ブラックはタトゥーに問題があったとの話もあった。
